『劇場版ウルトラマンタイガ』来年3月公開!新世代のウルトラマン8名集結
人気特撮ドラマ「ウルトラマンタイガ」の新作映画『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』が2020年3月6日に公開されることが、15日、円谷プロ史上最大の祭典「TSUBURAYA CONVENTION 2019」で発表された。ウルトラマンギンガからタイガまでの新世代ウルトラ戦士が集結する作品となっており、イベントには工藤ヒロユキ/ウルトラマンタイガ役の井上祐貴をはじめ、平田雄也(ロッソ)、小池亮介(ブル)、濱田龍臣(ジード)、石黒英雄(オーブ)、高橋健介(エックス)、宇治清高(ビクトリー)、根岸拓哉(ギンガ)が出席。井上は「やっと言えました」と映画の発表を喜ぶと、ウルトラマンが総出演する内容に「こんな光栄なことはないです」と感無量な表情を浮かべた。
ウルトラマンタロウが闇落ち!?『劇場版ウルトラマンタイガ』予告編【動画】
『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』は、2013年放送の「ウルトラマンギンガ」から7年間にわたり続いている“ニュージェネーレーションヒーローズ”の主人公たちが総出演し、ウルトラマンタイガと共に闇の力に挑む姿を描く作品。主題歌を、「ウルトラマンタイガ」でナレーションを務める声優の小野大輔が担当する。この日は、サプライズゲストとして「ウルトラマンタイガ」でヒロイン・旭川ピリカを演じる吉永アユリと、市野龍一監督も出席した。
映画化発表のあと、ギンガ、ビクトリー、エックス、オーブ、ジード、ロッソ、ブル、タイガが勢ぞろいする予告編が流れると、会場からは悲鳴に近い歓声が上がる。市野監督は「ニュージェネレーションのヒーローたちが全員登場します」と力強く宣言すると、映画のキービジュアルにタイガの父・ウルトラマンタロウが映っていることに触れ、「詳細は言えないのですが、いろいろありましてタイガとお父さんのタロウが戦わなければいけなくなります」と説明し、客席をあおった。
すでに撮影は終了しており、現在は絶賛編集中だという本作。市野監督は「みんなが集まってくれて楽しかったです。OBの皆さんが古巣に戻ってくる感じで、優しさに溢れた現場でした」と同窓会感が満載だったことを明かすと、礼堂ヒカル=ウルトラマンギンガ役の根岸は「ギンガから始まって7作続いていることが純粋に嬉しい。こうやってみんなが揃うと豪華で格好いいですよね」と周囲を見渡す。
撮影はとてもいい雰囲気で進んだというが、井上は「キービジュアルにもありましたが、タイガはタロウの息子。いろいろストーリーが展開していきますが、最後は親子の絆をしっかり見せられれば」と思いを馳せると「素晴らしく賑やかな先輩たちと撮影できたことが誇りです。ぜひ劇場版を楽しみにしてください」と力強く語った。(磯部正和)