クリス・ヘムズワース、森林火災続く母国オーストラリアに1億円寄付
映画『アベンジャーズ』シリーズのソー役などで知られる俳優のクリス・ヘムズワースが、森林火災の被害が拡大する母国オーストラリアに、100万ドル(約1億1,000万円)を寄付したことを発表し、SNSやYouTube通じて協力を呼びかけている。
動画メッセージと合わせたSNSへの投稿で「どんなに少額でもかまわない。みんなができる協力をしてくれるとありがたい」と呼びかけたクリス。さらに、支援の手を差し伸べてくれている人々への感謝を述べると共に、YouTubeの概要欄などで現場で奮闘する消防士やボランティア、被害を受けたコミュニティーを支援する団体へ寄付ができるアドレスなどを掲載した。マーベルでは、同国で『シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題) / Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings』の撮影に臨むシム・リウもTwitterを通じて、消防士たちへの支援を呼び掛けている。
昨年9月から続く森林火災をめぐっては、オーストラリアへの深刻な被害が連日報道されており、同国在住のラッセル・クロウは、第77回ゴールデン・グローブ賞で男優賞に選ばれたが、家族を守るために授賞式を欠席。森林火災や気候変動の危機を訴えるメッセージを寄せた。女優のニコール・キッドマンはInstagramを通じて、50万ドル(約5,500万円)の寄付を報告すると共に支援団体へのリンクをシェア。ヒュー・ジャックマンは各支援団体を紹介し、ハーレイ・クイン役などで知られるマーゴット・ロビーも動画メッセージで募金を呼び掛けるなど、同国出身のセレブたちがさまざまな形で協力を呼び掛けている。(1ドル110円計算)(編集部・入倉功一)