109シネマズの映画観放題パスが利用可能!交通&食事と一体の定額制サービス実験
東急グループが15日、交通や映画が一体となった定額制サービス「東急線・東急バス サブスクパス」の実証実験を3月1日から開始することを発表した。これによって、109シネマズの映画観放題パスなどが利用できるようになる。
同サービスは1か月単位の東急線全線・東急バス全線の乗り放題乗車券が基本となり、追加サービスとなる109シネマズの映画観放題パス、東急線沿線の駅構内にあるそば屋「しぶそば」の定額パス、専用電動自転車&駐輪場の貸与サービスの中からいずれか1つ以上を選択し、好きな組み合わせでセット購入することができる。
申し込んだ人には東急線全線、東急バス全線の乗り放題乗車券に選択した追加サービスが印字されたサブスクパスが郵送される。109シネマズの映画観放題パスを選択した場合、追加サービス付きのサブスクパスと名前が確認できる身分証明証を提示することで、有効期間内であれば何度でも映画を鑑賞することができる。対象劇場は109シネマズグランベリーパーク、109シネマズ二子玉川、109シネマズ川崎、109シネマズ港北、ムービル(横浜)の計5施設。
サブスクパスの価格は1か月1万8,000円~で、「電車&バス+109シネマズ」の組み合わせだと3万円(いずれも税込)。価格詳細は公式サイトを参照。有効期間は1か月間で今年3月、4月、5月から選択できる。1月16日10時頃に販売サイト「SALUS ONLINE MARKET」がオープンし、そこからチケットの申し込みが可能。発売枚数は数量限定の予定で、申し込み多数の場合は各チケット申込期間ごとに先着順となる。
本サービスは高齢化に伴う外出機会の減少が見込まれるなか、交通手段と生活サービスをセットにすることで沿線価値の向上を目指しており、電車やバスなどの交通手段と映画、食事などの生活サービスが一体となった定額制サービスは日本初の試みとなる。(編集部・吉田唯)