号泣の予感…山田孝之がシングルファーザー役『ステップ』予告編
実力派俳優・山田孝之が初のシングルファーザー役に挑んだ映画『ステップ』(4月3日公開)の予告編が公開された。
重松清の同名小説を基にした『ステップ』は、若くして妻を亡くし、働きながら子育てをするシングルファーザーの健一(山田)と、一人娘・美紀の保育園から小学校卒業までの10年間を追う物語。オーディションで選ばれた田中里念、白鳥玉季、中野翠咲が2歳~12歳の美紀を演じ分け、伊藤沙莉、川栄李奈、広末涼子、余貴美子、國村隼らが共演。『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』などの飯塚健が監督・脚本を務めている。
予告編に映し出されるのは、洗濯や料理をはじめ、娘をお風呂に入れたり寝かしつけたりと日々、家事や育児に奮闘する健一の姿。妻の死から1年。再出発の決意を新たにするも、仕事と子育ての両立に葛藤し、「大変で……もうダメかもしれないな……」と弱音をこぼす。そんな彼を温かく見守る周囲の人々や、山田の繊細でリアルな演技に、号泣必至の作品であることを予感させられる。物語を優しく包む主題歌は、秦基博が書き下ろした新曲「在る」。
昨年12月に本編調査を目的に実施されたスニークプレビュー試写会(作品名や詳細を出さずに募集・実施した試写会)では、20~60代の男女112名から「ハンカチでは足りない」「自分の家族を思い出した」などの声が上がり、アンケート集計では満足度92%、オススメ度88%という高評価を得た。(編集部・小松芙未)