「麒麟がくる」初回、感想続々!シリアスと笑いのバランス好評
19日、長谷川博己主演の大河ドラマ「麒麟がくる」第一回が放送。美濃から堺、京へとわたった明智光秀(長谷川)の旅が描かれ、放送直後にドラマの公式Twitterなどに感想ツイートが続々寄せられている。(※一部ネタバレあり)
織田信長の盟友となり後に「本能寺の変」で信長を討つ明智光秀の、謎めいた前半生に焦点を当てた本作。75分の拡大で放送された第一回「光秀、西へ」は、室町時代末期、美濃(岐阜南部)の国境が野盗から襲撃を受けるシーンからスタート。縦横無尽のカメラワークにより、光秀VS野盗の合戦シーンを臨場感たっぷりに活写。野盗の首領が所有していた、ある武器が光秀を堺へと導くことに。
度重なる野盗の襲撃に業を煮やした光秀は、さまざまな国にわたり新しい情報(武器)を得ている野盗に対抗するため、旅を決意。耳を貸そうとしない叔父・光安(西村まさ彦)をよそに、主の斎藤道三(本木雅弘)に直談判。ある交換条件により旅費を捻出させる。
堺で、光秀が酒の席で松永久秀(吉田鋼太郎)に得(利益)重視の道山のことを「ケチ臭い」「好きになれない」などと愚痴って笑いを誘う一方、京では火事の中を知恵を振り絞って女児を救出するヒロイックな場面も。タイトルの「麒麟」にまつわる会話も登場した。
大河らしく第1話から豪華な顔ぶれがズラリ。農民の菊丸(岡村隆史)、明智光秀の叔父・光安(西村まさ彦)、光秀の母・牧(石川さゆり)、斎藤道三(本木雅弘)、その長男・高政(伊藤英明)、道三の娘・帰蝶(川口春奈)、松永久秀(吉田鋼太郎)、足利義輝の奉公衆・三淵藤英(谷原章介)、医者の望月東庵(堺正章)、その助手で戦災孤児の駒(門脇麦)、そして刀や鉄砲を扱う「辻屋」の店主・宗次郎(大塚明夫)らが登場。
放送前後、#麒麟がくるがTwitterトレンド(日本)入り。放送後、ネット上では光秀VS野盗の屋根の上でのアクションシーンや、衣装や自然の色鮮やかさ、コミカルとシリアスのバランスの良さ、テンポの良さ、そして長谷川博己を筆頭とする芸達者な実力派キャストたちの演技が好評を博している。
第二弾特報では織田信長(染谷将太)を筆頭に、新たな豪華キャストが次々と顔を見せていた。(編集部・石井百合子)