『ソニック・ザ・ムービー』ソニック役は中川大志!山寺宏一、中村悠一、井上麻里奈ら人気声優陣も集結
日本発の人気ゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」をハリウッドで実写映画化した『ソニック・ザ・ムービー』の吹き替え声優キャストが発表され、主人公ソニック役を俳優の中川大志が務めることが明らかになった。ソニックを狙う悪の天才科学者ドクター・ロボトニック(ジム・キャリー)役は山寺宏一、ソニックの相棒となる保安官トム(ジェームズ・マースデン)役は中村悠一、トムの妻マディ(ティカ・サンプター)役は井上麻里奈と人気声優陣も集った。
『ワイルド・スピード』シリーズのニール・H・モリッツと『デッドプール』のティム・ミラー監督プロデュースで、音速で走る青いハリネズミ・ソニックと警官のコンビVSマッドサイエンティストのバトルを描く本作。ソニック役の吹き替えキャストに決まったのは、NHK連続テレビ小説「なつぞら」での好演も話題になった中川だ。子供の頃にソニックのゲームで遊んでいたという中川は「すごく大好きなキャラクターでしたし、まさか自分がそのソニックの声をやらせてもらえるなんて想像もしてなかったので、最初はすごく驚きました」とオファーを受けた時の心境を明かす。
「自分で良いのだろうかという不安と恐怖もありましたが、ソニックのキャラクターを作り上げたチームの皆様に僕の声で良いんじゃないかと仰っていただけて、嬉しかったです。やるからには一生懸命自信を持ってやろうと思いました」と振り返った中川。本作にはバラエティー番組「おはスタ」での共演以来、彼が恩師と慕う山寺もドクター・ロボトニック役で参加しており、「基本的に一人で収録だったので、尊敬する山寺さんに僕のソニックを聞いてもらうのは、すごくドキドキします!」と緊張気味に打ち明けた。
しかし、実際に中川の吹き替えを聞いた山寺からは「大したもんだ!」と太鼓判が! 山寺は「中学生の頃から大志は天才だって知ってますから、やはり大志は“大したもんだ”と思う(笑)。何にでもチャレンジして見事にクリアする才能の凄さ。でも彼は、努力の人でもあるんですよ」「共演がとにかく嬉しい!」と中川と再び同じ作品に関われた喜びを語っている。
『ソニック・ザ・ムービー』の監督を務めたのは、アカデミー賞短編アニメ映画賞ノミネート経験を持つジェフ・ファウラーだ。中川は「全世界の人たちが抱いているかっこよくてクールなイメージのソニックはこの映画の中でも大活躍していますが、すごくピュアで、真っ直ぐで、優しい、今まで観た事のないソニックの表情がすごく丁寧に描かれていて、ますますソニックの事を好きになるんじゃないかなって思います。よりソニックのことがいろんな角度から、深く見える、そんな映画です!」とアピールした。(編集部・市川遥)
映画『ソニック・ザ・ムービー』は3月27日より全国公開