人見知りの高杉真宙、克服のため営業部を志願!
俳優の高杉真宙が1日、新宿バルト9で行われた映画『前田建設ファンタジー営業部』公開記念舞台あいさつに出席。以前から“人見知り”であることを悩んでいた高杉だが「人見知りを克服したいんです」と強い思いを吐露していた。舞台あいさつには上地雄輔、岸井ゆきの、本多力、六角精児、小木博明(おぎやはぎ)、英勉監督も登壇した。
前田建設工業が連載している、架空の世界の建造物を実際に作ったらどうなるかを工期、工費を含めて検証するウェブコンテンツをもとに、映画『トリガール!』や『ヒロイン失格』などの英勉監督が映画化した本作。検証第1弾「マジンガーZ」の地下格納庫をもとに、上司が発案した突飛な企画を実現しようとするサラリーマンたちの奮闘を描く。
前回のイベントで「共演者と目を合わせない」と上地に暴露された高杉。この日は作品にちなんで「もしサラリーマンになるなら」というお題でトークが展開すると、高杉は「僕は営業部に配属されたい」と発言する。その理由について「僕は人見知りなので、営業部に行けば、名刺などを配ったりして人見知りが治るかもしれない。とにかく人見知りを克服したいんです」と熱く語る。
そんな高杉とは真逆だという上地は「とにかく人が好きなので、人と話すことが趣味みたいなもの」とコミュニケーション能力の高さをアピール。小木も「人の懐に入る能力があるんだよね。どうやったらそうなれるか(高杉に)アドバイスしてあげなよ」と言うと、上地は「でも真宙は『ご飯行きませんか?』とか『今日なにやっているんですか?』って話しかけてくれるんですよ」と打ち解けた関係であることを述べる。
高杉も上地には壁を作らず話せるようで「そうなんですよ」と得意げな顔を見せるが、小木や六角から「でも俺らには目を合わせないよな。人見知りしているだろ!」と突っ込まれると「そうですね。緊張しちゃうんです」と苦笑いを浮かべていた。
そんな高杉だったが「この映画に出演して感じたのは、楽しく仕事をしている人は、どこかロマンを持って無邪気な感じがするということ。この映画を観て、そうした気持ちを思い出したり、好きなことへの熱量をさらに上げていただければ嬉しいです」と目を見開き、客席に向かって思いを伝えていた。(磯部正和)
映画『前田建設ファンタジー営業部』は公開中