ジョニー・デップ、ザ・ポーグスのシェイン・マガウアンの映画を製作
ジョニー・デップが、英国のロックバンド、ザ・ポーグスのボーカリスト、シェイン・マガウアンを描いたドキュメンタリー映画『シェイン(原題) / Shane』を製作することになったと The Hollywood Reporter ほか複数メディアが報じている。
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本作は、ドキュメンタリー映画『LONDON CALLING/ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー』『GLASTONBURY グラストンベリー』のジュリアン・テンプルがメガホンを取り、自身の制作会社ナイトレート・フィルムズを通して、ジョニーやスティーヴン・デューターズと共に製作も兼任する。
シェイン・マガウアンは、1982年スパイダー・ステイシーらと共に英国ロンドンでロックバンド「ザ・ポーグス」を結成し、ボーカルとギターを担当。彼らは、アイルランドのフォーク・ミュージックとパンク・ミュージックを融合させた独創性のある音楽で一時代を築き、代表曲に「ダーク・ストリーツ・オブ・ロンドン」「アイリッシュ・ローバー」、クリスマスの定番曲「ニューヨークの夢」などがある。1991年にシェインはアルコール依存症が原因でメンバーと決裂したが、2001年に再結成していた。
デップは、本作に「シェインのことを30年前から知っている私が、友人で、20世紀の最も重要なアーティスト、さらに愛された詩人でもあるシェインの映画を製作できることを光栄に思っています」コメントしている。
世界のセールス権をハンウェイ・フィルムズが獲得し、ヨーロッパの各国でのセールスを行っていく予定。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)