日本人初!松たか子がアカデミー賞授賞式で歌唱披露「大変光栄な役目」
第92回アカデミー賞
公開中の映画『アナと雪の女王2』の日本語吹き替え版でエルサの声を演じた女優・松たか子が、日本時間2月10日に開催される第92回アカデミー賞授賞式で同作のメイン楽曲「イントゥ・ジ・アンノウン」を歌うことが明らかになった。アカデミー賞授賞式で日本人が歌唱を披露するのはこれが初めてとなる。
本国版でエルサの声優を務めたイディナ・メンゼルが授賞式でパフォーマンスをすることがすでに発表となっていたが、このたび世界9か国のエルサ役声優がイディナと共に歌曲賞にノミネートされている「イントゥ・ジ・アンノウン」を披露することが明らかに。松はその高いパフォーマンス力が評価され、US本社直々のオファーで参加することが決定した。
日本人初となるアカデミー賞授賞式での歌唱という偉業に、松は「この度は、大変光栄な役目をいただき、感謝しております」とコメント。「各国のエルサ達に会える、というのは大きな喜びであり、自分以外のエルサに出会う、というのも滅多にない機会だと思います。御覧になる方々にとって楽しいひとときになるとよいなと思っています」と世界各国のエルサ役声優とのコラボレーションへの意気込みを語った。
第86回アカデミー賞では前作『アナと雪の女王』(2013)の名曲「レット・イット・ゴー」が歌曲賞に輝いた。同曲を手掛けたロバート・ロペス、クリステン・アンダーソン=ロペス夫妻による「イントゥ・ジ・アンノウン」は、エルサが自身の力の謎を解き明かそうと決心するキッカケとなるシーンで歌われる重要な楽曲。壮大なメロディーで日本でも多くの人の心を掴んでいる。(編集部・吉田唯)
映画『アナと雪の女王2』は公開中
第92回アカデミー賞授賞式は、2月10日(月)午前8時30分よりWOWOWプライムにて生中継