大林宣彦監督『海辺の映画館-キネマの玉手箱』4月10日公開!豪華キャスト登場の予告編公開
『転校生』『さびしんぼう』など日本を代表する映画監督・大林宣彦の最新作『海辺の映画館-キネマの玉手箱』の公開日が4月10日に決定した。発表に合わせて、豪華キャストが登場する予告編も公開された。
戦争をテーマに、大林監督が約20年ぶりに地元・尾道をメインにロケを行った本作。閉館を迎える尾道にある唯一の映画館「瀬戸内キネマ」で日本の戦争映画特集を観ていた3人の若者が、スクリーンの世界にタイムリープ。戊辰戦争、日中戦争、沖縄戦、そして原爆投下前夜の広島をめぐり、歴史上では原爆の犠牲になった移動劇団「桜隊」と出会った彼らが、悲劇的な運命を変えようと奔走する。
無声映画、トーキー、アクション、ミュージカルと、さまざまな映画表現を展開していく本作は、大林版『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989)ともいえる娯楽作。また、“大林的戦争三部作”とも称される『この空の花 長岡花火物語』(2011)、『野のなななのか』(2014)、『花筐/HANAGATAMI』(2017)を経た監督の集大成でもあり、その映画への情熱と平和への思いに賛同した豪華キャストが集結した。
予告編では、武田鉄矢がカバーした、エノケンこと榎本健一の名曲「武器ウギ <無茶坊弁慶>」にのせて、キャスト陣が次々に登場。厚木拓郎、細山田隆人、細田善彦、吉田玲(新人)、成海璃子、山崎紘菜、常盤貴子らに加え、小林稔侍、高橋幸宏、尾美としのり、武田鉄矢、南原清隆、片岡鶴太郎、柄本時生、稲垣吾郎、蛭子能収、浅野忠信、伊藤歩、中江有里、笹野高史、満島真之介、渡辺えり、窪塚俊介、長塚圭史ら豪華キャストが勢ぞろいしている。(編集部・入倉功一)