わずか4館から全米トップ10入り!『フェアウェル』監督の来日決定
わずか4館の限定公開から全米トップ10入りのヒットを記録した映画『フェアウェル』(4月10日公開)のルル・ワン監督が、3月に初来日することが明らかになった。ワン監督は、3月18日に行われる本作のジャパンプレミア試写会に出席予定となっている。
『ムーンライト』『へレディタリー/継承』といった良質な作品を送り出すスタジオ「A24」が携わる本作は、ワン監督の実体験から誕生したドラマ。末期がんを患う祖母に真実を隠して帰郷した家族が、真実を伝えるべきなのか葛藤するさまが描かれる。主演のオークワフィナは、本作でアジア系女優として初のゴールデン・グローブ賞女優賞(コメディー/ミュージカル)を受賞している。
中国・北京生まれ、アメリカ育ちのルル監督は、クラシック音楽のピアニストから映画監督に転身した経歴を持つ。『ポスチュマス(原題) / Posthumous』 に続く長編第2弾となった本作は、2019年のサンダンス映画祭ドラマコンペティション部門でプレミア上映。監督は、Variety誌の「2019年に注目すべき監督10人」の一人に選出されるなど、高い評価を獲得している。(編集部・倉本拓弥)