実写版「新ガンダムビルドシリーズ」制作決定!総監督は本広克行!
21日、東京・お台場の THE GUNDAM BASE TOKYO で「ガンプラ40周年プロジェクト発表会」が行われ、『踊る大捜査線』シリーズや『亜人』などの本広克行が総監督を務める、ガンプラ40周年記念映像「新ガンダムビルドシリーズ(仮)」が実写制作されることが発表された。
「機動戦士ガンダム」シリーズに登場するロボットや戦艦などを立体化したプラモデル=ガンプラは、アニメ誕生の翌年となる1980年に誕生。シリーズ生誕40周年を迎えた昨年は、累計出荷5億個(2019年4月時点)を突破するなど、40年を経ても根強い支持を集めている。記念映像が制作される「ガンダムビルドシリーズ」は、そのガンプラを用いた架空のシミュレーション競技「ガンプラバトル」をテーマにしたアニメシリーズとなる。
映像の詳細については明かされなかったが、今までと異なるアプローチで「新ガンダムビルドシリーズ」を実写で表現するとのこと。本広総監督は「これまで色々な形でガンプラサポーターズとして企画に関わってきました。前回はカラーリング企画に関わらせて頂きましたが、いよいよ40周年という記念すべきタイミングで、映像という形で私のガンプラ愛を表現させていただきます。子供のころからガンプラを作るのを楽しんできましたが、今なおその熱は冷めることがありません! その気持ちを皆様と共有できるように鋭意制作中ですので、楽しみに待っていてください」とコメント。公開時期は未定となっている。
今回の映像は、ガンプラ40周年を記念した「GUNPLA LINK PROJECT」のひとつ「LINK CREATORS」の一環として制作されるもの。この日は、サンライズが制作するアニメ「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」のセカンドシーズンが4月9日よりガンダム公式YouTubeチャンネル「ガンダムチャンネル」で無料配信をスタートし、4月28日より TOKYO MX、4月11日よりBS11でも放送されることもアナウンスされた。
さらに、映像に登場するガンプラをファン投票で決定して、夢のガンプラバトルを描く「ガンダムビルドダイバーズ バトローグ(仮)」の制作も発表。登場メカを決める投票は4月より開催予定となっている。
「GUNPLA LINK PROJECT」ではそのほか、40周年の集大成となる新商品を発売する「LINK THE FUTURE」、各種イベントを通じて体験キットの無料配布などを行いガンプラを通じた親子や人と人のつながりを演出する「LINK THE FUN」、ユニクロや人気ロックバンド・LUNA SEAなどさまざまな分野のパートナーとつながる「LINK OTHER FIELDS」など、テーマに沿った施策を実施予定。イベントなどを通じて日本全国のガンプラファンとつながる機会を作る「LINK TOWN」では、福岡にオープンした THE GUNDAM BASE FUKUOKA を舞台に新しいモビルスーツが活躍する映像と噴水の演出を融合させたエンターテインメントショーを開催するほか、全国の自治体と協力し、各町のマンホールのガンダム化を目指す「ガンダムマンホール」プロジェクトを発足した。(編集部・入倉功一)