「知らなくていいコト」重岡大毅に衝撃展開!
19日に放送されたドラマ「知らなくていいコト」(日本テレビ系・毎週水曜よる10時)第7話のラストで、主人公の週刊誌記者・真壁ケイト(吉高由里子)の同僚で元婚約者・野中春樹(重岡大毅・ジャニーズWEST)が起こした行動を巡って視聴者が騒然となっている。(※ネタバレあり。第7話までのストーリーに触れています)
本作は、有能な週刊誌記者・ケイトのシビアな日々を、自身の父親が殺人犯かもしれない秘密と共に追う物語。「週刊イースト」特集班のエースとして活躍していたケイトだが、プライベートではさんざんなめに。母の死をきっかけに自身の父親が、かつて無差別殺人事件の犯人として世を騒がせた乃十阿(小林薫)だったことが発覚し、婚約者の野中に婚約を破棄され、元カレでフリーランスの動物カメラマン・尾高(柄本佑)に癒やしを求めるようになっていた。
第7話は、ケイトを取り巻く3人の男性に焦点を当てたエピソードになると共に、ケイトに命の危険が迫るショッキングな展開を迎えた。
その日、「週刊イースト」編集部では、記事に激高した女性演歌歌手が殴り込みをかけてきたり、政治記事の告発者が掲載の撤回を要求するなど、トラブルが続発。ケイトの上司で編集長の岩谷(佐々木蔵之介)が、重要な接待と編集部の間を慌ただしく行き来しながら采配にあたる中で、その手腕が浮き彫りになる格好に。「今日は嫌な一日」と顔を曇らせるケイトだったが、自身がスクープした不倫スキャンダルの関係者に急襲される最悪な事件が勃発した。
ここで活躍したのが、前回の第6話でケイトと急接近した尾高。妻子がありながらケイトに惹かれていく罪悪感に苦悩しながら、心に傷を抱えるケイトを支える尾高の包容力に多くの女性が魅了されていたが、この場面では彼の人間として、男性としての魅力が最大限に伝えられ、まさに“ヒーロー”。
その一部始終を報じるべく「週刊イースト」編集部員が一丸となって奔走するなか、たった一人どす黒い感情が渦巻いていたのが野中。ラストで起こした彼の行動に対し、視聴者は「最低」「ゲス」と非難ごうごうだが、その一方で重岡の演技力に圧倒される声で盛り上がっている。初めはいかにもな好青年だった野中だが、果たして彼はどこまで“堕ちて”いくのか。
重岡は、2016年の映画『溺れるナイフ』ではヒロイン(小松菜奈)に片思いする正義感の強い同級生・大友勝利にふんし、野中とは真逆の、尾高に近いキャラクターに。2019年放送のNHKドラマ「これは経費で落ちません!」では経理部員の主人公(多部未華子)の相手役・山田太陽にふんし、恋愛に慣れていない堅物の主人公の心を溶かしていく天真爛漫な愛されキャラを好演していた。(編集部・石井百合子)