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「GTO」鬼塚の高校生役に寛 一 郎が自虐

寛 一 郎
寛 一 郎

 俳優の寛 一 郎が27日、都内で行われたオリジナルドラマ「湘南純愛組!」プレミア試写会に登壇。1998年に放送された大ヒットドラマ「GTO」で、反町隆史が演じて当たり役となった鬼塚英吉の高校時代の描く本作で、鬼塚役を担う寛 一 郎は、「ミスキャスティング」と自虐コメントを発し、会場の笑いを誘った。この日は、金子大地柳ゆり菜山谷花純T-BOLAN(主題歌)、内田英治監督、松本優作監督、鈴村展弘監督も来場した。

【写真】鬼塚英吉の寛 一 郎!

 本作は、漫画家・藤沢とおるの代表作「GTO」の原点となる作品を実写ドラマ化したもの。湘南最強の鬼爆(おにばく)コンビこと、鬼塚英吉(寛 一 郎)と弾間龍二(金子)の高校生二人組が、不良生活から足を洗い彼女を作ろうと奮闘しながら、立ちはだかる強敵たちとケンカ三昧の日々を送る姿を描く。

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 寛 一 郎は「キャスティングミスなんじゃないかなというのはありました」とオファー時を回顧。というのも、「『GTO』で反町隆史さんが鬼塚英吉を演じていたのをリアルタイムで観ていたので、その印象が強かった」のだとか。そんな背景もあり、「『GTO』の英吉は人間が構築されているけど、『湘南純愛組!』の英吉はまだ16歳で人間が構築されていないので、龍二と作り上げていければなと思いました」と同役に込めた熱い思いを語った。

登壇者ずらり

 金子は「すごく人気な原作があって、その弾間龍二を演じられることは幸せだと思いました」としみじみ。「プレッシャーもありましたけど、相棒役が同い年の寛 一 郎だから面白いものになるんじゃないかな……」と期待があったことも打ち明けた。撮影も楽しかったようで、「あまり同年代と芝居をする機会がなかったので、去年の夏はすごく青春をしたなという感じがありました」とにっこり。寛 一 郎も「メチャクチャ仲良くて、お前(金子)、俺の中学の同級生だったよな……という(ほどの)親近感がありました。僕もアホですが、彼もアホで、高校生みたいな夏を過ごしていました」とうれしそうに振り返った。

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 そんな二人について、内田監督は「この人は(寛 一 郎は)リーゼントが似合ってました」と絶賛。金子に関しては「『アイラブユー』とか『愛してるぜ』とか、いまはさむいけど、90年代に(普通に)あったキザなせりふが、彼が言うとほんわかする」とそれぞれがキャラクターにはまった絶妙なキャスティングだったことに満足していた。(取材:錦怜那)

オリジナルドラマ「湘南純愛組!」は Amazon Prime Video にて配信中

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