岡田健史、綾野剛&星野源との共演に「心躍る気持ち」
綾野剛と星野源がダブル主演を務める4月期TBS金曜ドラマ「MIU404」(読み:ミュウ ヨンマルヨン 毎週金曜夜10時~)の追加キャストが28日に同局より発表され、岡田健史が新米刑事役で出演することが決定した。2018年10月クール放送の「中学聖日記」で俳優デビューを果たした岡田にとって、同局のドラマに出演するのは約1年3か月ぶり。そのほか、橋本じゅん、麻生久美子が出演する。
本作は、犯人逮捕にすべてを懸ける初動捜査のプロフェッショナル「機動捜査隊」が、24時間のタイムリミットの中で事件解決を目指す一話完結のオリジナルストーリー。警視庁の働き方改革の一環で作られたという架空の臨時部隊「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」を舞台に、バディーを組む伊吹(綾野)と志摩(星野)の活躍が描かれる。星野出演の大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(2016)の野木亜紀子がオリジナル脚本を手掛け、綾野と星野が「コウノドリ(第2シリーズ)」(2017)以来、約2年ぶりに共演する。
岡田が演じるのは、警察庁幹部の父をもつキャリアの新米・九重世人(ここのえ・よひと)。これまで何事もうまくこなしてきたという自信から、どこか上から目線になりがちだが、意外にかわいいところもある役どころ。岡田は「主役の綾野さん、星野さんをはじめとした錚々たるキャストの皆様のもとでお芝居ができること、大変嬉しく思います。TBSの刑事ドラマといえば『MIU404』と言われる未来が見えるようで、心躍る気持ちで撮影に挑んでいます。その中のパーツの一部としてしっかり機能できるように全身全霊、九重を生き抜きたいと思っています」と意気込みを語っている。
その九重とバディを組む4機捜のベテラン班長・陣馬耕平(じんば・こうへい)役に「劇団☆新感線」の主要メンバーとして活躍してきた橋本じゅん。捜査一課から警察署長を経て女性初となる機捜の隊長に任官した桔梗ゆづる(ききょう・ゆづる)役に、昨年10月期に12年ぶりに復活したドラマ「時効警察」の三日月しずか役も記憶に新しい麻生久美子。
また、劇伴(※主題歌以外で劇中に使われる音楽)を、ドラマ「アンナチュラル」(2018)や映画『センセイ君主』(2018)などの音楽を手掛けた得田真裕が担当することも発表された。岡田、橋本、麻生のコメント全文は以下の通り。(編集部・石井百合子)
岡田健史(九重世人役)
この度、九重世人役を演じさせて頂きます岡田健史です。主役の綾野さん、星野さんをはじめとした錚々たるキャストの皆様のもとでお芝居ができること、大変嬉しく思います。TBSの刑事ドラマといえば『MIU404』と言われる未来が見えるようで、心躍る気持ちで撮影に挑んでいます。その中のパーツの一部としてしっかり機能できるように全身全霊、九重を生き抜きたいと思っています。これまで見たことのないようなドラマをお届けします。是非、ご覧ください!
橋本じゅん(陣馬耕平役)
クランクインしたばかりですが、ぶっちゃけ、超超楽しい! だいたい野木さんの脚本が面白い。塚原監督の世界観、新井プロデューサーの集めたスタッフの皆さん、的確で迅速で優しくて、チャーミング。現場があっという間にドライブします。そもそも主演の剛くんと源ちゃん。自分がうまい役者になったかのような気にさせてくれます。そして大好きな麻生さん! 岡田健史君とニコニコで過ごしてます。ワクワクしすぎ。俺、絶対得してます(笑)。皆様どうぞお楽しみに!
麻生久美子(桔梗ゆづる役)
私が演じる桔梗ゆづるは、ひねくれたところがない正義感の強い人。私にそういう役のイメージはあまりないかもしれませんが、少しでも近づけるように頑張りたいです。刑事ドラマなので毎回起きる事件はもちろんですが、個性豊かなメンバーの集まった“4機捜”内の人間関係や徐々に見えてくる人物背景なども見所の一つだと思います。なにより脚本の野木さんと演出の塚原さんの作られる世界観を楽しんでもらえたらと思います。