スパイダーマン、MCU離脱した場合も未来は明るかった!
今週のマーベル
『スパイダーマン』第3弾に関するトム・ホランドの気になる発言や、マーベル・スタジオの親会社ディズニーのCEO退任など、今週(2月24日~28日)起きたマーベルに関する出来事を振り返ります。(編集部・倉本拓弥)
トム・ホランド、スパイダーマン第3弾の秘密は「全部知ってる」
2021年7月16日に全米公開予定の『スパイダーマン』シリーズ第3弾について、主演のトム・ホランドが「秘密は全部知ってるんだ」とHeyUGuysに明かしました。トムは先日、マーベルとソニー両社と2週間にわたるミーティングを行ったそうで、その場で第3弾の概要などが伝えられたのかもしれません。ネタバレしがちな俳優として、すっかり有名になったトムですが、今回は「絶対にネタバレしない方法を覚えたんだ」と自信たっぷり。撮影は今年7月にもスタートすると、Comic Book が報じています。
ソニー、スパイダーマンMCU離脱後の“素晴らしいアイデア”が存在した!
昨年8月に起こった、スパイダーマンのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)離脱騒動について、トム・ホランドは「(ソニーに戻っても)スパイダーマンの未来はとても明るかったよ。ソニーは、スパイダーマンをMCUから外すための素晴らしいアイデアを持ってたからね」と MTV News のインタビューで振り返りました。ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント会長兼CEOのトニー・ヴィンチケラは以前、シリーズについて「今や私たちは独自のユニバースを抱えています。(ユニバースで)やらなければいけないことを、実行できる能力はあります」と発言しており、MCUを離脱した場合のビジョンも明確だったことがうかがえます。
ボブ・アイガー、ディズニーCEO退任
2005年から米ウォルト・ディズニー・カンパニーのCEOを務めてきたボブ・アイガーが現地時間25日、CEOの座を即時退任しました。ボブは、マーベル買収、「Disney+」ローンチ、スパイダーマンMCU離脱騒動など、マーベルに関連する出来事を振り返るうえでは欠かせない人物。退任理由については「我々にとって次なる優先事項は、クリエイティブ面を確固たるものにすること。わたしがそれをやるためには、日々の会社の運営の仕事を引き継いでもらうしかない」と説明しており、2021年末まではエグゼクティブ・チェアマンを務める予定です。ボブに代わる新CEOは、ディズニーパークおよびリゾート事業を担当するディズニー・パークス・エクスペリエンス・プロダクツの社長ボブ・チェイパックです。
マーベル・スタジオ社長、「ザ・シンプソンズ」で声優挑戦!
マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギが、現地時間3月1日放送の米テレビアニメ「ザ・シンプソンズ」に、声優としてゲスト出演するとVarietyが報じました。ケヴィンが声優を務める回は、映画『アベンジャーズ』をパロディーしたエピソードとなっており、ケヴィンは最凶の敵サノスを模した“チノス”に声を当てています。このエピソードには、『アベンジャーズ/エンドゲーム』などを監督したアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟や、マリア・ヒル役で知られるコビー・スマルダーズもゲスト声優として名を連ねており、マーベルファン必見の内容となっています!