戸田恵梨香「スカーレット」撮了に感謝!桜庭ななみも2ショットで報告
放送中のNHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか)が2月29日にクランクアップを迎え、ヒロインを演じた戸田恵梨香が「自分にとって財産となる時間を過ごすことができました」と感謝のコメントを寄せた。
昨年の9月30日からスタートした「スカーレット」は、焼き物の里として知られる滋賀の信楽を舞台に、男性ばかりの陶芸の世界に飛び込んだ喜美子の奮闘を描く物語。およそ11か月にわたる撮影が2月29日に無事終了した。
昨年4月より撮影に入った戸田は、クランクアップに際して「やりきりました。役を生きられたなと感じる作品が今までいくつかありましたが、喜美子という女性を生きることにまったく違和感がなく、無理がなくて、自然と家族と一緒に年を取ることができました」と充実した時間を振り返る。
さらに戸田は「『スカーレット』は日常の小さな幸せがとてつもなく幸せなんだというテーマで描いていました。私自身も幸せで、撮影の約1年間が日常となっていました。その日常があしたからなくなると考えると不思議な感覚です。いまだに終わったなという感覚がありません。あすあさってもこの場所にいそうなほどです。自分にとって財産となる時間を過ごすことができました。笑顔で支えてくれたスタッフのみなさんに感謝です」とコメント。
現在、物語は22週を迎えており、放送は残すところ約1か月。今後の展開については「作品としては、喜美子に試練が続きます。けれど、本気で自分の人生を生きているひとりの女性の姿を通して、多くの人たちに力を渡せる作品になると思うので、力強い喜美子を見守ってもらえたらいいなと思います。『しあわせのかたち』っていうのは人それぞれ。喜美子が出すその答えを、楽しみに見てもらえたらいいなと思います」と思いを語っている。
また、喜美子の妹である直子役を務めた桜庭ななみも、自身のInstagramに写真を投稿してクランクアップを報告。戸田と肩を寄せ合う仲睦まじい2ショットに「私は7月から撮影に入り14歳から43歳までの川原直子を演じましたが、この撮影期間の中で川原家の時間の流れを感じることができてとても幸せでした」とコメントを添えている。(編集部・大内啓輔)