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川村壱馬、THE RAMPAGEの結束力と俳優としての覚悟

川村壱馬
川村壱馬

 ドラマ「PRINCE OF LEGEND」(2018)で念願の俳優デビューを飾った THE RAMPAGE from EXILE TRIBE川村壱馬。シリーズ化された同作で、兄貴思いのヤンキー王子弟・京極竜をのびのびと演じ、映画『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』でも、白濱亜嵐片寄涼太らとともに躍動する。そんな川村が、メンバーとの関係性、先輩への感謝、そしてアーティスト、俳優の両輪で活動していくことの覚悟を語った。

川村壱馬、先輩に感謝!【インタビュー動画】

 本作は、メディアミックスプロジェクトとして始動した「PRINCE OF LEGEND」の劇場版第2弾。前作『PRINCE OF LEGEND』のラストシーンに登場した安藤シンタロウ(白濱)が、一介の土木業者からナンバーワンホスト・ドリーへと転身するまでを描いた連続ドラマ「貴族誕生 -PRINCE OF LEGEND-」を引き継ぎ、そのドリーが率いるエレガントな貴族たちと朱雀奏(片寄)率いる王子たちによる“伝説”の称号をかけた空前の大バトルを活写する。

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一丸となって団結していく姿がすごくいい

 王子が大渋滞する中に、今度は貴族が大乱入し、個性がぶつかり合う本作。ヤンキー王子こと京極竜を演じる川村は、「チームが団結していく姿こそ、この映画の最大の見どころ」だと強調する。

 「シーズン1では、ヒロインの成瀬果音(白石聖)をめぐって王子同士がバトルを展開していましたが、シーズン2となる本作では、貴族という新たな敵を迎え、あれだけ確執のあった王子たちが団結していくんです。喧嘩しながらも『信頼』という関係値を少しずつ育み、奏を中心に一丸となっていく姿がすごくいいんですよね」

川村壱馬

 普段はグループとして活動している川村だからこそ、「団結」という部分に響くものがあったようだが、アーティストとしてメジャーデビューしたばかりのころは、「気負っていたせいか、かなり尖っていた」と振り返る。「このドラマが始まったときは、それこそ、僕自身が京極竜に近いキャラでした。ところが最近、肩の力が抜けてきたせいか、“ツン”の部分がだんだんなくなってきた感じがするんです。その分、竜から遠ざかってしまいましたが」と苦笑い。

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 時を同じくして、メンバー間の関係性も変わってきた。「今、16人メンバーがいますが、全員成人してお酒が飲めるようになってから、みんなで集まって話をする機会が増えましたし、それによって関係性もより深まりましたね。つらいときや落ち込んだとき、ともに過ごした時間、共有した時間がみんなの気持ちを一つにしてくれているので、『次はやってやろうぜ!』みたいな前向きな気持ちになれる。どんな障害も、この団結心があれば、きっと乗り越えられるはず」と自信をのぞかせた。

道を拓いてくれた先輩方に感謝

 アーティストとしてはもとより、俳優としても、本シリーズで京極竜というキャラを確立し、さらに映画『HiGH&LOW THE WORST』で大役を見事に務めた川村。まさに順風満帆の活躍を見せているが、本人に慢心は1ミリもない。

 「もともとは、MAKIDAIさんが『お芝居に挑戦してみたい』という決断をされて、それをEXILEのメンバーが全力で後押ししたことが俳優への道の原点だと聞いています。先輩方が切り拓いてくださった歴史があって、僕たちはこうしてここに立つことができる……『何でも簡単にできると思うな』ということを肝に銘じながら、感謝の気持ちをずっと持ち続けていたし、忘れたくないです」と自身を戒める。

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 また、アーティストと俳優の両輪で活躍する先輩たちを、1人の後輩として、ファンとして見続けてきた川村にとって、その厳しい現実も覚悟の上だ。

 今はまだ、LDHの作品が主戦場だが、近い将来は「どんどん外に出て行って、いろいろなフィールドで勝負してみたい」と目を輝かせる川村。先輩たちへの感謝の気持ちを忘れずに、作品に対して真摯に向き合う姿勢があれば、おのずとチャンスは巡ってくるはず。川村の今後の飛躍に注目だ。(取材・文:坂田正樹)

映画『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』は3月13日より全国公開

THE RAMPAGE・川村壱馬、道を切り開いてくれた先輩方に感謝!映画『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』インタビュー » 動画の詳細
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