『ドクター・ドリトル』公開延期 新型肺炎の影響で
東宝東和株式会社は5日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月20日より公開を予定していた映画『ドクター・ドリトル』の公開延期を発表した。新たな公開日は現在調整中となっており、決定次第アナウンスされる。
『ドクター・ドリトル』は、イギリスの小説家ヒュー・ロフティングの児童文学シリーズを、『アイアンマン』などのロバート・ダウニー・Jr主演で映画化した作品。トム・ホランド、ラミ・マレック、エマ・トンプソン、オクタヴィア・スペンサー、マリオン・コティヤール、レイフ・ファインズといった豪華声優陣が話題となっており、日本語吹き替え版には、藤原啓治、小野大輔、中村悠一らに加えて、女優の石田ゆり子、俳優の八嶋智人、お笑いコンビの霜降り明星(せいや、粗品)が参加している。
新型コロナウイルスの感染拡大は映画界にも影響を与えており、新作映画の公開延期が相次いでいる。すでに『2分の1の魔法』『ムーラン』『映画ドラえもん のび太の新恐竜』『映画しまじろう「しまじろうと そらとぶふね」』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』といった作品が公開延期に。また『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、世界公開が4月から11月に変更となった。(編集部・倉本拓弥)