「スカーレット」喜美子&武志が決意を固める…23週のあらすじ
NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土、総合・午前8時~ほか)が3月9日から23週目を迎える(以下、今後のあらすじに触れています)。
「スカーレット」は焼き物の里として知られる滋賀の信楽を舞台に、ヒロインの喜美子(戸田恵梨香)が男性ばかりの陶芸の世界で奮闘する姿を描く物語。3月9日からは第23週「揺るぎない強さ」に突入する。
喜美子は息子の武志(伊藤健太郎)に病名を告げるか悩みながらも、八郎(松下洸平)も交えた穏やかな日々を過ごしていた。新たに始めた陶芸教室も陽子(財前直見)たちが生徒になり、順調に進んでいる。
そんななか、武志が自分の症状に疑問を持っていることに気づいた喜美子は、母である自分が病名を告知しようとを決意する。アパートを訪ねると、真奈(松田るか)の姿が。喜美子は微笑ましく思うも、彼女が去ったあとで病気について打ち明ける。病名を予測していたという武志に、喜美子は絶対に死なせないと断言。武志は薬の量を増やし、入院して治療することに。一方、武志は八郎を含めたほかの人に病名を知られたくないと訴える。
医師の大崎(稲垣吾郎)に相談し、力を得る喜美子。八郎とともにドナーになれるか検査を受けると、妹たちも協力を申し出る。入院した武志は、ジョージ富士川の絵本を読んで思いをめぐらせ、病気のことをみんなに打ち明け、前向きに闘おうと思いを決める。
連続テレビ小説101作目となる「スカーレット」。第22週では、新たに登場した稲垣が視聴者の熱い視線を集めた。(編集部・大内啓輔)