井ノ原快彦主演「特捜9」シーズン3、4月スタート!前班長が去った9か月後を描く
井ノ原快彦(V6)主演の刑事ドラマ「特捜9」の約1年ぶりとなるシーズン3が、テレビ朝日系で4月クールに放送されることが6日、同局より発表された(4月8日スタート、毎週水曜夜9時~)。警視庁刑事部の特別捜査班の活躍を描くシリーズで、リーダー・浅輪直樹役の井ノ原のほか、羽田美智子、津田寛治、吹越満、田口浩正、山田裕貴、宮近海斗(ジャニーズJr./Travis Japan)、中越典子、原沙知絵が続投。新たに、中村梅雀が警視庁総務部広報課に所属する謎の男として出演する。
2006年4月に始まった故・渡瀬恒彦さん主演の「警視庁捜査一課9係」シリーズから、2018年4月より井ノ原快彦を主演に迎え新章として生まれ変わった「特捜9」シリーズ。シーズン1は平均視聴率14.0%、翌年4月期のシーズン2では平均視聴率13.0%を記録した(視聴率はすべてビデオリサーチ調べ。関東地区)。
舞台は前班長・宗方(寺尾聰)が去ってから9か月後。特捜班への遺恨を持ったまま警視庁を追われた元刑事部長・三原達朗の影響力が残るなか、浅輪ら特捜班のもとには捜査一課からの応援要請が来なくなり、メンバーは警備など地道な仕事にばかり駆り出されていた。その一方、かつて警視庁捜査一課の係長として数々の難事件を解決に導いたという国木田誠二(中村梅雀)が登場する。
井ノ原は「約1年ぶりに『特捜9』の撮影が始まりましたが、改めて感じるのはみんなのテンションがとても高いこと! 俳優さんもスタッフさんも声が大きくて、ロケをしていると周りの方がビックリするんじゃないかと思うほどです」とキャストの熱量をアピールしつつ、「『season3』がこれまでといちばん異なるのは、やはり寺尾聰さん演じる班長が特捜班を去り、道しるべとなる人物がいない状態からスタートするところだと思います」と新展開に触れている。
脚本に徳永富彦、瀧川晃代、岡崎由紀子、演出に田村直己、鈴木浩介ら続投組のほか、新たな面々も参加。「科捜研の女」「刑事ゼロ」などの兼崎涼介、「仮面ライダー」シリーズなどの上堀内佳寿也らが演出に加わる。
井ノ原のコメント全文は以下の通り。(編集部・石井百合子)
井ノ原快彦(浅輪直樹役)
約1年ぶりに『特捜9』の撮影が始まりましたが、改めて感じるのはみんなのテンションがとても高いこと! 俳優さんもスタッフさんも声が大きくて、ロケをしていると周りの方がビックリするんじゃないかと思うほどです。まだまだ冷えこむ日もありますが、そんな寒さも吹き飛ばすくらい、熱くて勢いのある現場です。初めて『警視庁捜査一課9係』でみなさんとご一緒したとき、僕はまだ20代で、当時は1年が経つと本当に久しぶりだなあという感覚を味わっていましたが、今はもうあっという間ですね。会わずに過ごしていた間に、みんな何かしら変化があるものなので、最初のうちはそういう話題をみなさんと楽しみながら、撮影に臨んでいます。『season3』がこれまでといちばん異なるのは、やはり寺尾聰さん演じる班長が特捜班を去り、道しるべとなる人物がいない状態からスタートするところだと思います。今回、新たに中村梅雀さんが初回から参加されますが、梅雀さんふんする国木田はいったいどんな人物なんだろう? はたして敵か味方か? そういったところなども楽しみに注目してください。本シーズンも、とにかく“見れば楽しめるドラマ”になっています! 毎回、1話ごとに完結するので、それぞれの話だけでもじゅうぶんに面白く見ていただけます。ただ、最初からちょっとずつつながり、大きな流れになっていくので、ぜひとも1話から全部見ていただければうれしいです!