内田理央、ナース姿で密着…『仮面病棟』秘密を抱える看護師役
坂口健太郎が主演を務める映画『仮面病棟』(公開中)より、看護師役で出演する内田理央の場面カットが公開された。
本作は、現役医師で作家の知念実希人によるミステリー小説を映画化したもの。『ATARU』シリーズや『任侠学園』などの木村ひさし監督がメガホンを取り、ピエロの仮面をかぶった凶悪犯が籠城した病院から脱出を試みる人々を映し出す。主演を坂口が務め、ヒロインを永野芽郁が演じる。
内田は、凶悪犯に突如占拠された病院に勤める看護師の佐々木役。寿退社が決まっていた佐々木は、最終勤務日の夜、この事件に巻き込まれた。そして、彼女は公にできないある秘密を抱えていた。場面カットでは、内田演じる佐々木が何かにおびえたように目を見開く瞬間や、高嶋政伸演じる田所院長となぜか身体を密着させる姿が切り取られている。
「誰が犯人の役なのかなど、何も聞かずに台本を読み始めたので、最後までドキドキが止まりませんでした」と初めて脚本を読んだ当時を振り返る内田。「(出来上がった本編を観て)誰も信じられなくなり、人間不信になりました(笑)」と明かしている。
また、「連日朝から夜まで暗い病院での撮影で精神的に大変かなと思いましたが、坂口くんを筆頭に現場がとても明るく、時にはタピオカの差し入れをしていただき、和気あいあいと撮影できました」と撮影時を回想。
佐々木を演じるうえでは、「台本では描かれていない佐々木の感情や、院長先生との距離感、リアクションの大きさなど相談させていただきました」と木村監督とコミュニケーションを取りつつ役に向き合ったそう。劇中で起こる出来事やピエロに対してのリアクションは「常に他の人より多めに」を意識したとのことだ。(編集部・小山美咲)