若返った夫と元カレが大集合…不思議な一夜を描く『今宵、212号室で』
結婚20年目の女性の前に、20年前の姿に若返った夫や歴代の元カレたちが現れる不思議な一夜を描いた映画『今宵、212号室で』(6月12日公開)の予告編とポスタービジュアルが公開された。
すっかり“家族”になってしまった夫に内緒で浮気を重ねるが、ある日ついにバレてしまう主人公マリアを演じるのは、マルチェロ・マストロヤンニとカトリーヌ・ドヌーヴを両親に持つキアラ・マストロヤンニ。キアラは本作で、第72回カンヌ国際映画祭(2019)ある視点部門の最優秀演技賞を受賞している。
物語は、夫と距離を置くためにアパルトマンの向かいにあるホテルの212号室に、マリアが一晩逃げ込むことへと続く。すると、部屋にはなぜか20年前の姿をした夫が。そこに歴代の元カレたちも大集合し、マリアはかつての恋や夫婦関係を見つめ直していくことになる。予告編では、愛の魔法にかかった不思議な一夜の様子を垣間見ることができる。
夫役は、フランス・ポップス界の名プロデューサーでミュージシャンのバンジャマン・ビオレが務め、実生活で元妻だったキアラとの元夫婦共演も話題となった。若き日の夫は、『アマンダと僕』のヴァンサン・ラコストが演じている。(編集部・小松芙未)