「テセウスの船」最終回、瞬間最高はあのシーン!
22日、最終回を迎えた竹内涼真主演のTBS日曜劇場「テセウスの船」(夜9時~10時19分)の平均視聴率が、番組最高の19.6%を記録し有終の美を飾った(※数字はビデオリサーチ調べ・関東地区、※一部ネタバレあり)。
本作は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で連載されていた東元俊哉の同名漫画に基づくSFミステリー。竹内演じる心が、警察官の父・文吾(鈴木亮平)が連続殺人事件の犯人として逮捕される直前の30年前にタイムスリップし、真相究明に奔走するさまが描かれた。
初回(1月19日)は11.1%でスタートして以来、5話まで11%以上を持続し、第6話で13.2%、第7話で14.0%、第8話で15.3%と右肩上がりに。最終回は25分拡大SPとして放送。番組最高の視聴率となり、毎分最高視聴率を記録したのは終盤22時14分に心と妻・由紀(上野樹里)の間に娘が生まれてくることを知った父・文吾が、心に名前を提案するシーンで21.5%だった。
動画配信サービスParaviでは、最終回放送終了後よりParavi特典映像「テセウスの船完全ネタバレ!犯人の日記大公開」を配信中。劇中で犯人が綴っていた犯行日記を軸に、緻密かつ大胆な犯行の一部始終を前編・後編に分けて振り返る。Twitterで密かに運営されていた真犯人のアカウント「おじいさんの古い斧」(@gfsoldaxe)の謎めいたツイートの秘密や、本編では明かされなかった事件の裏側の未公開映像も含まれている。また4月6日0時より、未公開シーンを含んだ「テセウスの船ディレクターズカット版」が配信される。(編集部・石井百合子)