米医療ドラマ、インフルエンザ流行を描いたエピソードの放送を延期
米医療ドラマ「ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ」が、新型コロナウイルス感染拡大と類似したエピソードの放送を延期するとDeadlineなどが報じた。
今回放送が見送られたのは4月7日に米放送予定だったエピソード。脚本はかなり前に執筆されたものだが、マンハッタンでインフルエンザが大流行するという内容だったという。米NBC局は新型コロナウイルス感染拡大の現状を考慮し、放送を見合わせたとのこと。クリエイターのデヴィッド・シュルナーもこの判断に同意したとコメントしている。
「ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ」は、今年1月に一気に3シーズン更新され、2023年までの放送が決まっている。ニューヨークのベルビュー病院で撮影をしており、新型コロナウイルスの感染でニューヨークの医療用具が品薄になっていると知り、撮影用に備蓄していたマスク、ガウン、手袋などをニューヨーク保険局に寄付している。(澤田理沙)