「ゲーム・オブ・スローンズ」デナーリス女優、新型コロナ救済基金への寄付者と仮想ディナー
「ゲーム・オブ・スローンズ」のデナーリス役などで知られる英国女優エミリア・クラークが、脳損傷や脳卒中で苦しむ人の回復を支援するチャリティー団体SameYouにおける、新型コロナウイルスに感染した人々の救済につながる基金への協力をInstagramで呼びかけた。
エミリア・クラークがInstagramに投稿したビデオ(英語)
Instagramに投稿したビデオ内でエミリアは、25万ポンド(約3,300万円・1ポンド132円計算)を集めるために協力してほしいと呼びかけ。エミリアのInstagramのプロフィール欄に記載されたリンクから寄付が可能になっており、イギリスにおける寄付から、ランダムに選ばれた12名をライブストリームでのディナーに招待すると明かした。「一緒に料理をして、食事をしながら、いろんなことを話しましょう。隔離や恐怖……ファニーな動画のこととか。実のところ、わたしは料理はできなんだけど、きっと楽しくなるわ」
同団体では、英国のユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンと、米国のスポールディング・リハビリテーション・ホスピタル・ボストンと協力。基金は、新型コロナウイルス感染者のベッド確保のために早期退院を求められている脳損傷患者をサポートする、仮想療法クリニックの開発等に使われるという。
エミリアは2019年に、「ゲーム・オブ・スローンズ」の撮影期間中、2度も脳の手術を受けていたことを告白。自らの経験を生かし、脳損傷や脳卒中からの回復を援助するための団体SameYouを設立した。(編集部・入倉功一)