加藤茶「大好きな志村よ」志村けんさんに弔辞
1日、3月29日に新型コロナウイルスによる肺炎のため70歳で亡くなった、志村けんさんを追悼する特別番組がフジテレビ系で生放送され、ゲスト出演したザ・ドリフターズの加藤茶が弔辞を述べた。
「志村けんさん追悼特別番組 46年間笑いをありがとう」と題した番組では、同じくザ・ドリフターズの仲本工事と高木ブーに、研ナオコ、いしのようこも出演。「ドリフ大爆笑」「志村けんのだいじょうぶだぁ」「志村けんのバカ殿様」などの名作コントが流され、爆笑と共に志村さんの笑いを振り返った。
番組の最後に加藤は「志村、ひどすぎるぞお前、一番若いお前が、俺たち差し置いて天国に行っちゃうなんてなぁ」と切り出すと「まだ俺たちと一緒にやらなきゃならないことが、たくさんあっただろう。それを勝手に一人で行っちゃうなんて、おめぇはバカだよ。天国の長さん(いかりや長介さん)も、まさかお前が最初に来るなんて、思ってなかっただろうなぁ。びっくりしたと思うよ」と語る。
さらに「長さんの次は、高木ブーだと思ってたもんな」と笑いを誘った加藤。「でも、久しぶりに二人っきりで、いろんな話ができるから、長さんも喜ぶんじゃねぇかな。ま、いずれそう遠くないうちに、俺たちもそっちに行くと思うから。それまで、長さんと酒でも酌み交わしながら、ドリフの新しいネタでも考えといてくれよ。5人がそっちに全員集合したら、そっちのお客さんを大爆笑させようぜ。約束だぞ。じゃ、それまでゆっくりと休んでくれ。大好きな志村よ」と締めくくった。
加藤の言葉に、仲本は「全く同じ気持ち」とコメント。また高木は「志村は死なないの。ずっと生きてる」と思いを語っていた。(編集部・入倉功一)