ミニシアター・エイド基金、開始24時間で5,500万円突破!
小規模映画館(ミニシアター)支援のためのクラウドファンディング「ミニシアター・エイド基金」が4月13日より MOTION GALLERY にてスタートし、初日で支援金が5,500万円を突破したことが明らかになった。
同基金は、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が発令され、政府からの自粛要請が続くなか、閉館の危機にある全国のミニシアターに資金を送るためのクラウドファンディング。深田晃司監督、濱口竜介監督、大高健志(MOTION GALLERY代表)が発起人となり、「コロナ禍に伴い、外出自粛の状況があと3か月続いた時に、閉館の危機に直面する運営団体」を対象に、ファンドされた支援金が寄付として分配される予定となっている(現在66団体78劇場が参加、4月17日まで新たなミニシアターの参加を受け付け中)。
4月13日よりスタートし、同日にはアップリンク代表の浅井隆や俳優の斎藤工などが参加したキックオフイベントも行われた。集まった支援金は、開始から半日で3,000万円を突破し、24時間経過時点で5,600万365円を集める勢いを見せている。目標金額は1億円となっており、5月14日の23時59分までプロジェクトへの応援を受け付けている。参加方法やリターンなどの詳細については、クラウドファンディングページから確認することができる。
また、同基金は緊急支援を政府への提言という形で実施する「SAVE THE CINEMA『ミニシアターを救え!』プロジェクト」とも連動。4月15日に、前日までにこのプロジェクトで集まった署名とともに、国に緊急支援を求める要望書の提出が行われ、記者会見が開かれる運びとなっている。(編集部・大内啓輔)