『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が公開延期…公式サイトに新ビジュアル＆サブタイ

　17日、6月27日に予定されていた、映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開日が、新型コロナウィルス感染症（COVID-19）拡大の影響を受けて延期が決定した。作品のオフィシャルサイトでは、延期の告知に加え、線路に佇む主人公・碇シンジの姿に「さらば、全てのエヴァンゲリオン。」とキャッチコピーが記載された新ビジュアルを掲載。タイトルにも「THRICE UPON A TIME」と副題が添えられている。

【動画】「シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT 1（冒頭10分40秒00コマ）0706 版」上映イベント

　公式サイトでは、配給の株式会社カラー、東宝、東映が連名で「この度の新型コロナウィルス感染症（COVID-19）被害に遭われた皆様へ、心よりお見舞い申し上げます」としたうえで、公開延期を告知。「楽しみにしていただいている皆様へ、予定通り作品をお届けすべく尽力して参りましたが、このようなご報告となりましたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

　今後の公開予定については、決定次第、作品の公式サイトや公式SNSで発表される。すでに予約済みのグッズ付きムビチケカードは、延期後も使用できるといい、「世界中の皆様が、安心して映画を楽める日が来ることを願い、また、面白いアニメーション映画を世界中の皆様へお届けできるよう、制作に勤しんで参ります。何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます」としている。

　庵野秀明が総監督を務める『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は、テレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の魅力を、現在のデジタル映像技術を駆使してアップデートする『新劇場版』シリーズ４部作の完結編。（編集部・入倉功一）