「攻殻機動隊 SAC_2045」イリヤ・クブシノブの美麗キャラクターアートが公開
「攻殻機動隊」シリーズをフル3DCGでアニメ化した「攻殻機動隊 SAC_2045」から、キャラクターデザインを手掛けた、イリヤ・クブシノブによるキャラクターアートが公開された。
(全14枚)「攻殻機動隊 SAC_2045」キャラクターアート
イリヤ・クブシノブは、Instagramフォロワー数178万人、Twitterフォロワー数33万人を突破するロシア出身の気鋭イラストレーター。6歳のころに押井守監督の『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』を観て日本のアニメの魅力に目覚め、「こういう素敵な作品を作りたい!」という思いから、日本での活動を決心した経緯がある。
それだけに、「攻殻機動隊 SAC_2045」に対する思いは並ならぬものがあり「私にとって大切な作品の新シリーズ版に参加させていただいて、本当に光栄です。素子たちのデザインは、私の中にある『攻殻機動隊』への恋と尊敬の気持ちを込めて描いています」と語っている。
そんな彼が描いた全14枚のキャラクターアートは、草薙素子、バトー、トグサら公安9課の面々に加え、新キャラクターとなる江崎プリン、スタンダード、ジョン・スミス、久利須・大友・帝都らの姿も。また、まだ詳細が明かされていない謎の少年の姿も描かれている。敵か味方かも判然としないが、本作の鍵を握るキャラクターであることは間違いない。
「攻殻機動隊 SAC_2045」は4月23日よりNetflixで独占配信。声優陣には、草薙素子役の田中敦子、バトー役の大塚明夫、トグサ役の山寺宏一、イシカワ役の仲野裕、サイトー役の大川透、パズ役の小野塚貴志、ボーマ役の山口太郎、タチコマ役の玉川砂記子らオリジナルキャストに加え、江崎プリン役の潘めぐみ、スタンダード役の津田健次郎ら新キャストも参加。「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズの神山健治と『APPLESEED』シリーズの荒牧伸志がダブル監督を務める。(編集部・入倉功一)
「攻殻機動隊 SAC_2045」ストーリー
2045年。全ての国家を震撼させる経済災害「全世界同時デフォルト」の発生と、AIの爆発的な進化により、世界は計画的且つ持続可能な戦争“サスティナブル・ウォー”へと突入した。だが人々が、AIによる人類滅亡への危機を日常レベルで実感できるまでには衰退の進んでいない近未来ーー。
内戦・紛争を渡り歩き、廃墟が横たわるアメリカ大陸西海岸において、傭兵部隊として腕を奮っている全身義体のサイボーグ・草薙素子とバトーたち元・公安9課のメンバー。電脳犯罪やテロに対する攻性の組織に所属し、卓越した電脳・戦闘スキルを誇っていた彼女らにとって、この時代はまさにこの世の春である。そんな草薙率いる部隊の前に、“ポスト・ヒューマン”と呼ばれる驚異的な知能と身体能力を持つ存在が突如として現れる。彼らは如何にして生まれ、その目的とは。大国間の謀略渦巻くなか、いま再び“攻殻機動隊”が組織されるーー