今夜の金ロー『美女と野獣』声優など注目ポイントをおさらい
ディズニーの名作アニメーション『美女と野獣』(1991)が、本日24日の21時~日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で本編ノーカット放送される。世代を超えて愛され続ける本作の声優陣や見どころを紹介する。
アニメーション映画史上初!アカデミー賞作品賞にノミネートされた名作
本作は、魔法のバラの花びらが全部散ってしまうまでに、心から人を愛し、愛されなければ、永遠に野獣の姿のままになってしまう呪いを魔女にかけられた高慢な王子と、美しく聡明な娘ベルの愛と魔法の物語。『ノートルダムの鐘』(1996)のゲイリー・トルースデール&カーク・ワイズが監督を務め、『ライオン・キング』(1994)や『マレフィセント』(2014)のリンダ・ウールヴァートンが脚本を手掛けた。
作品はアニメーション映画として初めてアカデミー賞作品賞にノミネートされるなど高い評価を受け、2017年には『ハリー・ポッター』シリーズでおなじみのエマ・ワトソン主演で実写映画化。こちらも大ヒットを飛ばした。
山寺宏一も!オリジナル&日本語吹き替え版の声優陣
読書と空想が大好きなベルの声を演じたのは女優のペイジ・オハラ。ベルに惹かれていく野獣は、俳優だけでなくテレビドラマの監督としても活躍するロビー・ベンソンが務めた。日本語吹き替え版では、数々のミュージカルで活躍する伊東恵里がベル役、声優界の重鎮・山寺宏一が野獣役を担っている。
また、ベルに猛烈なアプローチを繰り返すガストンはリチャード・ホワイト(日本語吹き替え版:松本宰二)、燭台のルミエールはジェリー・オーバック(セリフ:江原正士、歌:若江準威知)、時計のコグスワースはデヴィッド・オグデン・スタイアーズ(熊倉一雄)、ティーポットのポット夫人はアンジェラ・ランズベリー(セリフ:福田公子、歌:ポプラ)、ポット夫人の息子のチップはブラッドリー・ピアース(山口淳史)、ベルの父モーリスはレックス・エヴァーハート(あずさ欣平)、ガストンの子分ル・フウはジェス・コルティ(中丸新将)が声を吹き込んだ。
映画史に残る名曲!
アカデミー賞で作曲賞と主題歌賞に輝いた楽曲も注目ポイントの一つ。ロマンチックな物語を彩る美しい楽曲は、ディズニー音楽の巨匠アラン・メンケンが作曲を手掛けており、なかでも「美女と野獣」は映画史に残る名曲として名高い。(編集部・吉田唯)