齊藤工、テレワークを描く映画を監督 伊藤沙莉らがリモート撮影で出演
映画監督としても活躍する齊藤工(俳優名義は斎藤工)が、日常化するテレワークを描く映画企画『TOKYO TELEWORK FILM』をスタートさせ、リモート撮影でクランクインを行った。
【写真】齊藤工が総監督を務めた『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』
新型コロナウイルスの感染拡大や外出自粛要請を受け、全国の映画館が休館するなど、多大な打撃を受けているエンターテインメント業界。その先行きの見えない現場に対峙した齊藤は、“STAY at HOME”をテーマにした映画『TOKYO TELEWORK FILM』を企画することに。ウイルスショックによって拡大するテレワークカルチャーを記録し、連作を時系列に並べるオムニバス映画となる。
4月20日に撮影終了した「テレワークセッション」(フェーズ1)にはテレビ電話でつながった斎藤や、伊藤沙莉、大水洋介(ラバーガール)、酒井健太(アルコ&ピース)が本人として実名で出演。編集は『MANRIKI』でメガホンを取った清水康彦が務める。
また、第2弾以降も『カメラを止めるな!』の秋山ゆずきをはじめ、多彩なゲストが出演を予定。今後は「テレワーク会話劇」(フェーズ2)を経て、「短編・長編を想定した製作」(フェーズ3)へと発展させた3段階での製作を展開予定で、2020年中の長編公開を目標としている。
同作は長編映画へと進化する間にWEBで随時公開を予定しており、その第1弾として4月29日プレオープンのオンライン映画館「STAY HOME MINI-THEATER」で、齊藤が総監督を務めた映画『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』との併映でプレミア上映されることが決定。トークイベント(生配信/収録)も開催され、3日間限定(6回配信)で有料上映される。(編集部・吉田唯)
齊藤工コメント
「漁師は漁に出られない時は網を縫う」 と言う言葉があります。
この“予期せぬ事態”に対し、従順に自主規制をかけながらも、
そこから新たな歓びや愉しみを見付ける事は その網の目を密にする事
我々人間の進化に繋がると、割と本気で思っています。(人命・医療・インフラ最優先ですが)
手探りですが、様々な方々とオンラインで繋がり、お力・才能をお借りし、知恵を絞り合い、
共に可動域を広げながら、“今(在宅・遠隔)だからこそ出来る事”を発掘、開拓して行きたいと思います。
具体的に、悠々と、迅速に。
STAY at HOME 斎藤工