レイアを演じたキャリー・フィッシャーさんの娘、母の出演は「贈り物」
今月29日に発売される、映画『スター・ウォーズ』シリーズ完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のMovieNEXに収録されるボーナス映像「スカイウォーカーの遺産」から、2本の特別映像が公開された。故キャリー・フィッシャーさんが演じるレイア登場シーンの撮影秘話のほか、キャリーさんの娘ビリー・ロードさんらが彼女への思いを語る姿が収められている。
2016年に『スカイウォーカーの夜明け』の撮影開始を待たずこの世を去ったキャリーさん。そのため、シリーズ完結編への登場は叶わないかと思われたが、J・J・エイブラムス監督は、自身の手がけた『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の未使用フッテージを使用することで、キャリーさんの出演を実現させた。
公開された映像は、キャスト陣とレイアとの”共演シーン”の撮影風景。現場にキャリーさんはいないが、エイブラムス監督が「全ての瞬間を我々の愛した女性とレイアに捧げよう」と全員に呼びかけ、レイ役のデイジー・リドリーが涙をぬぐう姿が印象深い。登場シーンでは、自然とキャリーさんを中心に構図が決まったといい、今回の決断を誰よりも支持したという娘のビリーさんは「母からの贈り物か、”主役にしろ”との命令か。恐らく両方ね」と笑う。
また、もう一本の映像では、ファンの話題を読んだ、若きレイアのシーンの舞台裏を紹介。スタッフが、なぜ若き日のレイアを描くことになったのかを語ると共に、当初は過去作のルークとレイアの映像を組み合わせる予定だったという場面で、ビリーさんが母の代役としてレイアを演じる、貴重な姿が収められている。(編集部・入倉功一)
映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』MovieNEX(4,200円+税)、4K UHD MovieNEX(8,000円+税)、4K UHD MovieNEX スチールブック(数量限定/9,000円+税)、DVD(2,800円+税)は4月29日発売 先行デジタル配信中