期待の美少女!マーベル映画の子役たち
ダコタ・ファニング&エル・ファニング姉妹など、実力派女優として活躍するかつての人気子役たち。多くの子役が現在もショービジネスの世界で活躍するなか、シリーズの10年に区切りをつける『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開から1年が経った、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に登場した女優たちに注目してみたい。
アイアンマンがふざける!映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』MovieNEX予告編
まずは『アベンジャーズ/エンドゲーム』における「3000回愛してる」のセリフで世界中のファンの心を奪った、モーガン・スターク役のレクシー・レーブ。まだ7歳で、これが初映画だったこともあり、役者としてこれからの彼女だが、すでにInstagramのフォロワー数は50万人を突破する人気者。昨年は、インターネット上での誹謗中傷に対して、自分や家族へのいじめをやめてほしいと伝える動画を投稿したことも話題を呼んだ。『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』では、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で全米屈指の人気を誇るティーン俳優となった、ミリー・ボビー・ブラウンふんするヒロインの子供時代を演じている。
『アントマン』(2015)と『アントマン&ワスプ』(2018)で主人公スコット・ラング(ポール・ラッド)の娘キャシーを演じたのは、現在12歳のアビー・ライダー・フォートソン。両親ともに俳優で、『アントマン』ではその愛らしさが話題に。『僕のワンダフル・ジャーニー』(2019)でメインキャラクターの子供時代を演じた彼女は、アニメ「トロールズ:シング・ダンス・ハグ!」などで声優もこなしており、多彩な活躍が期待される。
そして『キャプテン・マーベル』(2019)で主人公キャロル・ダンヴァースの少女時代を演じたのが、『gifted/ギフテッド』(2017)でキャプテン・アメリカことクリス・エヴァンスと共演した現在13歳のマッケナ・グレイス。バッキー役のセバスチャン・スタンが名演を見せた『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017)にも出演するなど、マーベルづいてる(?)彼女は、『アナベル 死霊博物館』(2019)で、心霊研究家ウォーレン夫妻の娘を演じるなど大役続き。次回作として、あの名作の続編『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の公開が控えるなど、スター街道を驀進している。
子役ではないが『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)でMJ役を務めるゼンデイヤや、ベティ役のアンガーリー・ライス、『ブラックパンサー』(2018)で天才科学者シュリを演じたレティーシャ・ライト、そして今年11月公開が控える『ブラック・ウィドウ』でメインキャストに抜擢されたフローレンス・ピューなど、MCUでは、20代からも次代を担う若手女優たちを次々に発掘している。『エンドゲーム』で10年の歴史に一旦幕を下ろし、新フェーズに向かうマーベルでは、今後も新世代を担う若き才能が発見されていくことになるだろう。(西村重人)