『スパイダーバース』歴代実写俳優の登場は早すぎる…出演案が見送られていた
異なる次元のスパイダーマンたちが一堂に会するアニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』で、歴代実写映画でスパイダーマンを演じたトビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールド、トム・ホランドの出演案が見送られていたという。プロデューサーのクリストファー・ミラーが、自身のTwitterで明かした。
現地時間6日実施の『スパイダーバース』同時視聴会に参加したクリストファーは、Twitterでファンの質問に回答しながら、映画の裏話や小ネタを投稿。その中で「トム・ホランドはカメオ出演する予定でしたか? 彼以外にも、出演が企画・検討されていた人はいましたか?」という質問を受けたクリストファーは、「スパイダー・ハム、トビー、アンドリュー、トムが関わるを案をソニーに持ち込んだよ」と告白。しかし、ソニーは「(時期が)早すぎる」と感じていたそうで、スパイダー・ハムを除く三人の登場は見送られた。
『スパイダーバース』に三人は登場しなかったものの、Twitterでは「『早すぎる』ということは、ソニーはずっと検討しているんだ」「ぜひ続編で!」と実現を望むファンの声が上がっている。『スパイダーバース』続編は2022年10月7日に全米公開を予定しており、第1作で見送られたアイデアが採用される可能性もありそうだ。
なお『スパイダーバース』続編には、東映テレビシリーズのスパイダーマンが登場するともささやかれている。実際に、巨大ロボット「レオパルドン」と共に第1作での登場も検討されており、クリストファーも「(冒頭のシーンで)マイルスのスケッチにレオパルドンが……これから起こることへのヒントかも?」と続編での登場を示唆している。(編集部・倉本拓弥)