自殺を扱い物議を醸した「13の理由」最終シーズンが6月配信
高校生たちのいじめ、レイプ、自殺などを描き物議を醸したNetflixのオリジナルシリーズ「13の理由」の最終シーズンとなるシーズン4が、6月5日に配信されることが決定した。あわせて、最終シーズンを迎えたキャストたちが涙する姿を捉えた映像も公開された。
本作は、女子高生ハンナの自殺をきっかけに、ハンナの周囲の人々が抱える問題が次々と明かされていく物語。シーズン1(2017年)では、ハンナが、カミソリで手首を切るというショッキングな自殺シーンがリアルに描かれたが、自殺防止センターの医師などを含む専門家の意見から、2019年には自殺シーンが編集されカットされた。シーズン2と3では、ハンナの自殺から心の傷が癒えない家族や友人、いじめやレイプの加害者らのその後が描かれた。
公開された映像では、ロード・ヒューロンの楽曲「The Night We Met」が流れるなか、クレイ役のディラン・ミネットらキャストたちが、最終シーズンへの気持ちが込み上げて感涙し、熱い抱擁を交わす姿が。ジェシカ役のアリーシャ・ボーが、「この体験は忘れない、一生の宝ものよ」と感極まりながら語る様子も映し出される。
ちなみに、本シリーズの製作総指揮には、歌手のセレーナ・ゴメスが参加している。(編集部・梅山富美子)