再放送の「テセウスの船」真犯人リアルタイムツイートが話題
竹内涼真主演のTBS系ドラマ「テセウスの船」再放送(毎深夜23:56~24:55、15・22日は24:20~25:20※一部地域を除く)が、11日より開始となり、真犯人のリアルタイムツイートが話題沸騰となっている。
週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で連載されていた東元俊哉の同名漫画を原作とした本ドラマは、警察官の父・佐野文吾(鈴木亮平)が起こした殺人事件により世間から後ろ指をさされ、身を隠すように生きてきた主人公・田村心(竹内)が、事件当時の平成にタイムスリップして事件の真相を追うミステリー。
本作は、昨年4月から2クールにわたって放送された「あなたの番です」(日本テレビ)のように、ネット上で“犯人捜し”が展開。再放送ではその特性を生かし、放送時に密かに運営されていたTwitterアカウント「おじいさんの古い斧(@gfsoldaxe)」で、真犯人がリアルタイムに心情をつぶやいていくネタバレ企画という試みがなされた。
第1話の放送が始まるやいなや、真犯人が「あれから31年。僕の計画は完璧だった。まだ冤罪を訴えているなんて、無駄だよ」と投稿。瞬く間に拡散され、視聴者は「きたー!」と大盛り上がり。31年前にタイムスリップした心が、除草剤による少女死亡事件を未然に防ぐべく、少女宅の倉庫から除草剤を奪い去った際には「知らない男が邪魔をしようとした。アイツは誰だ? どうして農薬を持ち出した?」というつぶやきが。
その後もドラマの展開に合わせて終了まで6の投稿があり、中でもリプライが盛り上がったのが「みんなバカだ。ぼくが飲ませたのに、なにも気付いていない」というもの。視聴者から「いつ、どこで飲ませたのか」「なぜ佐野の机の引き出しに除草剤が入っていたのか」など疑問が続き、ある種の連帯感が生まれていた。(編集部・石井百合子)