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長澤まさみが闇に堕ちる母親を熱演『MOTHER マザー』新劇中写真公開

『MOTHER マザー』より。母・秋子(長澤まさみ)と息子・周平(奥平大兼)
『MOTHER マザー』より。母・秋子(長澤まさみ)と息子・周平(奥平大兼) - (C)2020「MOTHER」製作委員会

 「少年による祖父母殺害事件」に着想を得た長澤まさみ主演の映画『MOTHER マザー』(今夏公開)の新たな劇中写真8点が公開。長澤演じるシングルマザーと、その息子が次第に孤立し闇に堕ちていく流浪の生活が収められている。

【写真】実話に基づく衝撃作『MOTHER マザー』新劇中写真

 本作は、『日日是好日』『タロウのバカ』などの大森立嗣監督がメガホンをとり、自堕落な母・秋子(長澤)と暮らす中で17歳の少年・周平(奥平大兼)が追い詰められ、殺害事件を引き起こすまでを捉えたドラマ。公開された劇中写真には、秋子の内縁の夫・遼(阿部サダヲ)、秋子の母親(木野花)、児童相談所の職員・亜矢(夏帆)、ラブホテルの従業員・赤川(仲野太賀)らの姿も。身内に絶縁され、明日をも知れない日々を生きる母子のよるべない日々が浮かび上がっていく。

MOTHER
幼少期の周平(郡司翔)と秋子、内縁の夫(阿部サダヲ)

 ラブホテルのベッドで川の字に眠る秋子と子供たち、子供たちのそばで心ここにあらずといった感でタバコをふかす秋子、住処を得るためラブホテルの従業員を挑発する秋子など。息子に異常な執着を見せ支配する母親を熱演した長澤、スクリーンデビュー作にして体当たりで難役に挑んだ奥平の表情が印象的だ。(編集部・石井百合子)

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