静岡のシネシティザート、5月18日から営業再開
静岡県静岡市の新静岡セノバ内にあるシネコン・シネシティザートが18日より営業を再開する。同館は公式ホームページやTwitterを通じて、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、来場者への協力を呼びかけている。
4月18日より臨時休業を行なっていたが、新型コロナウイルス感染防止策の徹底および営業時間を短縮した上で、5月18日からの営業再開を迎えることとなった。営業再開にともない、劇場の取り組み、お客様へのお願いを以下のように発表している。
<劇場の取り組み>
・感染症対策を目的として、当面の間、営業時間を短縮致します。
・座席指定券の販売は、前後左右の間隔をとり、販売数を制限致します。できる限り他のお客様との間隔を空けて、座席をお選び頂きますようお願い致します。また、急な状況の変化に対応すべく、当面の間、座席指定券の販売は、ネットでは、鑑賞当日0:00~、劇場窓口では、鑑賞当日の劇場オープンからとさせて頂きます。
・各シアターは、興行法に基づいた空調設備により適正な換気を行っております。
・定期的にスタッフが施設内各所を巡回し、アルコール消毒を致します。
・各対面カウンターに、飛沫感染防止のシートを設置致します。
・飲食売店スタッフは、ゴム手袋を使用します。
・現金によるお会計は、トレーをご利用下さい。
・ブランケットの貸し出し、トイレのジェットタオル使用は中止しております。
・従業員は、日々の検温等による体調管理を行い、また、勤務中は、定期的に手洗い、手指のアルコール消毒を行います。
<お客様へのお願い>
・マスクの着用をお願い致します。スタッフもマスクの着用を認めておりますので、ご理解をお願い致します。
・アルコール消毒液を劇場内に設置しております。手指の消毒にご協力をお願い致します。
・ソーシャルディスタンス確保のため、お並びの際、入退場の際は、前のお客様との間隔を空けて頂きますようお願い致します。
・体調に不安を感じられるお客様は、ご来場をお控え下さい。
シネシティザートは10スクリーン、座席数1,941席(車イス席20席)があるシネコンで、1・5・10番シアターには“ゆったり鑑賞”を可能とする両肘かけシートを導入している。また、フードメニューは定番のポップコーンだけでなくピザ、ワッフル、アイスなども用意されている。
18日からの上映予定作品としては、静岡県出身の広瀬すずが主演したコメディー『一度死んでみた』や、樹木希林さん主演の『あん』、名作アニメ『映画 「聲の形」』などがラインナップされている。22日からは『エクストリーム・ジョブ』や『ジョン・ウィック』シリーズ3作品(『ジョン・ウィック』『ジョン・ウィック:チャプター2』『ジョン・ウィック:パラベラム』)、『最強のふたり』などが上映される予定だ。(編集部・海江田宗)