亡くなった「フラッシュ」「スーパーナチュラル」子役、死因は薬物の過剰摂取
ドラマ「THE FLASH/フラッシュ」「SUPERNATURAL スーパーナチュラル」などに出演し、現地時間4月2日に亡くなった子役のローガン・ウィリアムズさん(享年16)の死因は薬物の過剰摂取だったと、ローガンさんの母マリーズさんが New York Post のインタビューで明かした。
ドラマ「THE FLASH/フラッシュ」の主人公バリー・アレン【画像】
「THE FLASH/フラッシュ」で若き日の主人公バリー・アレン役を務めたローガンさんは、「SUPERNATURAL スーパーナチュラル」「こころ呼ぶとき」などのドラマに出演。マリーズさんによると、死後の薬物検査の結果、死因は中毒性の強い鎮痛剤「フェンタニル」の過剰摂取だったことが判明したという。
マリーズさんは、ローガンさんの薬物使用は13歳の頃から始まったと証言。当時多忙によるストレスが原因で俳優業を一時休業していたローガンさんが、マリファナを使用しているところを目撃したそうで、次第に強い薬物に手を染めていってしまったと語っている。
その後、ローガンさんを施設へ入所させるなど、薬物依存に苦しむ息子を救うためにあらゆる手を尽くしたマリーズさん。最後に言葉を交わしたのは3月30日だったそうで、「彼は『お母さん、僕は健康になって良くなるよ。新しいスタートを切るんだ』と言ったわ。私は『愛してるわ』と声をかけたの」と振り返っている。
「母として、できることを全うした。できる限りのことはしたわ」と語るマリーズさんは、「息子はいつも、演技や音楽の世界、将来彼が望む世界に戻りたがっていた」「彼の死を無駄にはしない」と訴えかけている。(編集部・倉本拓弥)