DCドラマ「バットウーマン」主演女優が降板
レズビアンのスーパーヒーローの活躍を描くDCドラマ「バットウーマン(原題) / Batwoman」から、主演のルビー・ローズが降板したとVarietyほか各メディアが報じた。
ルビーが演じたケイト・ケイン/バットウーマンは、社会正義をもたらすことに情熱を燃やすレズビアンのヒーロー。「ARROW/アロー」「THE FLASH/フラッシュ」などのクロスオーバー作品「エルスワールド 最強ヒーロー外伝」(2018)で初登場し、その後単独ドラマシリーズが放送された。
Varietyによると、ルビーの降板理由は不明。彼女は昨年9月、同作の撮影中に椎間板ヘルニアを発症し緊急手術を行っているが、同サイトの情報筋は、ケガや健康状態は降板とは全く関係がないと伝えている。
降板にあたり、ルビーは声明を発表。「私は次のシーズンから『バットウーマン』に戻らないという難しい決断を下しました。この決断は、軽い気持ちで考えたものではありません」とコメントし、「シーズン1を成功へと導いた全ての方々、ありがとうございます。本当に感謝しています」とドラマに携わったキャスト・製作陣への感謝の思いを語っている。
ドラマを製作する米ワーナー・ブラザース・テレビジョン・グループ及び放送局のCWは「第1シーズン成功に対するルビーの貢献に感謝します。彼女の今後の活躍を心から祈っております」と声明を通じてコメント。スタジオ側は、すでにシーズン2製作に注力しており「数ヶ月以内に新たな主演女優を起用するなど、新しい展開に期待しております」と新体制でのシリーズ継続を明言した。(編集部・倉本拓弥)