人気子役の壮絶な少年期…シャイア・ラブーフ脚本『ハニーボーイ』8.7公開
シャイア・ラブーフの長編映画脚本家デビュー作が、『ハニーボーイ』の邦題で8月7日より公開されることが決定。併せて予告編が公開され、名子役のノア・ジュープ、ルーカス・ヘッジズ、シャイアが演じる壮絶な父子関係が見られる。
本作は、人気子役のオーティスが、マネージャーを務める父ジェームズに振り回されながら、保護観察官やモーテルに住む隣人の少女、撮影現場の大人たちとの出会いを経て成長していく物語。12歳のオーティスに『クワイエット・プレイス』シリーズ、『フォードvsフェラーリ』などのノア・ジュープ、その10年後に『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞にノミネートされたルーカス・ヘッジズ。父ジェームズに、主演映画『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』も記憶に新しいシャイアがふんする。
予告編は、22歳のオーティスがある女性から「父親の思い出」を尋ねられ「父親が俺にくれたのは、“痛み”だけだ」と答える場面から始まる。そこから人気子役として活躍していた10年前にさかのぼり、トラブルメーカーの父にフラストレーションを募らせていった苦悩の少年期が映し出される。オーティスと父がぶつかり合う場面もあり、「息子に稼いでもらっている」父の複雑な心情も浮かび上がる。(編集部・石井百合子)
映画『ハニーボーイ』は8月7日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開