109シネマズ、新たに一部劇場の営業再開へ
109シネマズは、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための緊急事態措置の一部緩和を受け、新たに一部劇場の営業再開を発表した。
5月22日より、109シネマズ名古屋(愛知県)、109シネマズ箕面(大阪府)、5月29日より、109シネマズ大阪エキスポシティ(大阪府)、109シネマズHAT神戸(兵庫県)が営業再開する予定。なお、109シネマズ富谷(宮城県)、109シネマズ明和(三重県)、109シネマズ四日市(三重県)、109シネマズ佐賀(佐賀県)、109シネマズ広島(広島県)は現在営業中だ。
劇場は、全ての来場客にマスクの着用を呼びかけており、マスクを持参しない場合は入場を断るとしている。そして、風邪に似た症状がある人や、体調に不安がある人、2週間以内に感染拡大地域への往来がある人は来場を控えるようにお願いしている。
チケットは先売りを中止し、当日分のみ販売。座席は原則、前後左右の間隔をあけて販売される。また、当面の間、レイトショー(20時以降の上映)は実施されない。
ほか感染予防対策として、劇場内にアルコール消毒液を設置。来客にはソーシャルディスタンスの確保、キャッシュレス決済の推奨、チケットは一人一枚提示すること、劇場内での会話の自粛、咳エチケットの協力などをお願いしている。
また、従業員はマスクを着用して接客を行い、勤務前に検温と手指のアルコール消毒を実施する。定期的に館内の清掃・消毒を行い衛生維持に努め、空調を常時稼働し換気を強化、レジには飛沫防止のためのフィルムを設置、入場時のチケットもぎりを廃止する。トイレ内に設置のジェットタオルは当面利用停止となり、ブランケット/チャイルドシートの貸出サービスも当面は行われない。なお、これらの施策に伴い劇場が必要と判断した場合には、入場を断る場合もある。
その他の劇場は引き続き休館となり、営業再開が決まり次第アナウンスされる。(編集部・小山美咲)