『インディ・ジョーンズ』第5弾、降板したスピルバーグ監督の後任が決定!
映画『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5弾の監督から降板したスティーヴン・スピルバーグの後任として、契約交渉中だった『LOGAN/ローガン』のジェームズ・マンゴールド監督が就任したことを、製作のフランク・マーシャルがColliderのインタビューで認めた。
スピルバーグの後任はこの人!ジェームズ・マンゴールド監督【写真】
シリーズ1作目『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』から監督を務めてきたスピルバーグは、今年2月に第5弾から降板。Varietyほか各メディアは、決断はスピルバーグ自身が下したものだとし、後任候補としてマンゴールド監督が交渉中であると報じていた。
降板報道から3か月が経過し、ようやくマンゴールド監督の起用が確定。同サイトでフランクは、マンゴールド監督の起用は理想的だったと表現し、「彼は素晴らしいフィルムメーカーで、シリーズへの愛も感じる。ハリソンとも繋がりがあるしね。適切なタイミングで、様々な(パズルの)ピースがはまったんだ」とコメント。降板したスピルバーグは、引き続きプロデューサーとして携わると明言した。
第5弾の脚本は、今年4月の撮影開始に向けて『ジュラシック・パーク』などのデヴィッド・コープが仕上げている状態と伝えられていた。しかし、フランクは「(執筆は)始まったばかりだ」と現状を報告。マンゴールド監督の就任によってシナリオの変更が発生したと見られる。
またフランクは、新型コロナウイルス感染拡大の影響について「まずはみんなの安全が第一。専門家やスタジオ関係者の協力に基づくガイドラインを検討していて、安全確保に向けてゆっくりと進んでいる。しばらくは人混みのシーンは撮れないだろうし、ケータリングもなくなる。でも、それがみんなにとって大事な対策になると思うんだ」と語っている。
スピルバーグが監督しない初の『インディ・ジョーンズ』作品となる第5弾には、現在77歳のハリソン・フォードがインディ・ジョーンズ役で続役する。2022年7月29日全米公開予定。(編集部・倉本拓弥)