北海道・苫小牧のミニシアター「シネマ・トーラス」5月30日より営業再開
北海道・苫小牧市の映画館シネマ・トーラス(本町2-1-11苫小牧中央ボウル1F)が、5月30日より営業を再開する。同館は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休業要請を受け、4月20日から臨時休館していた。
1998年3月のオープンから市民ボランティアによって運営され、苫小牧の映画ファンと共に歩んできたミニシアター。臨時休業で窮地に立たされるなか、映画の灯を守るべく、オリジナル支援グッズ・映画券を販売するなど、支援を呼びかけていた。
再開にあたり、入場者数を制限するため、40席を20席に限定。館内にはアルコール消毒液を設置し、飛沫感染の防止策として、受付にはパネルが設置され、マスク着用での対応となる。また、定期的な換気に加え、ドアノブや客席等の除菌・消毒作業も行うなど感染防止策を徹底する。観客にもマスク着用での来場を求めるほか、高熱の場合は入場を断る。
5月30日から6月12日までは『ジュディ 虹の彼方に』 『レ・ミゼラブル』『前田建設ファンタジー営業部』を上映する。(編集部・入倉功一)