イーサン・ホーク主演ロマコメ『15年後のラブソング』6月12日より新宿ピカデリーほか全国公開
全国の緊急事態宣言が解除され、イーサン・ホーク主演のロマンチックコメディー映画『15年後のラブソング』が新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて正式に6月12日より公開できる運びとなった(50館規模)。多くの映画が公開延期となり、営業を再開した劇場も旧作を上映している現状のなか、本作は松竹系シネコンの営業再開後、初の新作となる。
本作は、それなりの仕事があり、長年一緒に暮らすパートナーがいるものの、なんとなくモヤモヤした日々を送っている30代半ばの女性アニー(『ピーターラビット』のローズ・バーン)のもとに、1通のメールが舞い込むところから始まる。送り主は、1990年代に表舞台から姿を消した伝説のロック・シンガー、タッカー・クロウ(イーサン)。彼女の腐れ縁の恋人ダンカン(『カムバック!』のクリス・オダウド)がひたすらに崇拝し、ファンサイトまで運営しているあのタッカー・クロウだったのだ!
イギリスの港町サンドクリフとアメリカ・ニュージャージー州の田舎町という遠く離れた場所で暮らしながら、思いがけなく出会うことになったアニーとタッカー、そしてダンカンの不思議な三角関係の行方は? 『アバウト・ア・ボーイ』『ハイ・フィデリティ』の原作者としても知られるイギリスの作家ニック・ホーンビィの小説を基に、人生のリアルに押し流されながらも、どうにか新しい一歩を踏み出そうともがく男女の姿がチャーミングに描かれている。テレビドラマ「GIRLS/ガールズ」などのジェシー・ペレッツ監督がメガホンを取った。(編集部・市川遥)
映画『15年後のラブソング』は6月12日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開