新宿武蔵野館&シネマカリテ、本日6月1日より営業再開
新型コロナウイルス感染拡大の影響をうけて4月4日から臨時休館となっていた新宿の映画館・新宿武蔵野館と新宿シネマカリテが、本日6月1日から営業を再開した。
再開にあたって、座席指定券は当日分のみ・座席間隔を1席ずつ空けて販売し、入場時のチケット確認はチケットを切らず目視にて行うことに。インターネット予約の利用者は、劇場設置の発券機を使用せず、予約完了メールの画面またはメール内容が印刷された用紙の提示でも入場できるようになる。
当面の間は、体調に不安がある場合のチケット払い戻しにも対応している。なお、払い戻し期限は購入チケットに記載の上映日、上映開始時間までで、前売券やムビチケなどは払い戻しの対象にはならないとのこと。
さらに、20時以降開始の上映を休止とするほか、スタッフの体調確認やマスク着用の実施、場内には消毒液を設置。自動券売機や手すりなどは定期的に消毒し、チケットカウンターや売店カウンターには飛沫感染防止用ビニールカーテンを設置、金銭のやり取りの際にはキャッシュトレーを使用、ブランケットの貸し出しや手に触れる商品見本設置を中止、お手洗いのハンドドライヤーも使用中止とするなど、感染症予防対策を徹底して営業にあたる。
来館者にはマスクの着用や消毒液の利用、咳エチケットなどへの協力をお願いしており、マスク未着用の場合は「感染予防、拡散防止の観点よりご入場をお断り致します」としている。また、待合スペースには限りがあるため、密集防止として入場開始時間(上映開始時間の10分前)間際に来館してもらえるよう協力を呼びかけている。
新宿武蔵野館では再開初日の6月1日~6月4日の期間、『新喜劇王』『悲しみより、もっと悲しい物語』『もみの家』『音楽』『レ・ミゼラブル』(2019)などを上映。シネマカリテのラインナップには『21世紀の資本』『エキストロ』『踊ってミタ』『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』『レ・ミゼラブル』(2019)などが並んでいる。(編集部・吉田唯)