ドニー・イェン『イップ・マン 完結』日本公開は7月3日に決定!
“宇宙最強”の異名を持つアジアきってのアクションスター、ドニー・イェン主演の人気シリーズ最新作『イップ・マン 完結』の新たな公開日が7月3日に決定した。発表に合わせて、ドニーや監督のウィルソン・イップらがシリーズへの思いを語るメイキング映像が公開された。
ブルース・リーの師として知られる詠春拳の達人イップ・マンの半生を描いてきた『イップ・マン』シリーズ。完結編となる本作では、アメリカで教え子ブルース・リーと再会したイップ・マンが、残される息子への思いを胸に、異郷に生きる人々と、武術家としての誇りを守るため、最期の戦いに臨む。
日本では5月8日に公開される予定だったが、新型コロナウイルスの影響によって延期に。先日発表された、香港アカデミー賞こと第39回香港電影金像奨では、ユエン・ウーピンのアクション監督賞をはじめ、編集賞、音響効果賞の3部門で受賞。あらためて注目を浴びるなか、あらためて公開日が決定した。
シリーズを成功に導いてきたウィルソン・イップ監督は、本作について「イップ・マンと息子、父子の物語に焦点を当てました」と証言。さらに「シーンごとでアクションが変化し、結果、関係性を感じることができる」とこだわりも明かす。さらにドニーも「カンフー映画としてのアクションのみならず人間性がより深く描かれているため観る者の心を動かすのです」とシリーズの魅力を語っており、アクションだけではなく、壮大なドラマの結末への期待も高まる。
これまでさまざまな強敵と対峙してきたイップ・マンは、今回、中国武術を敵視する海兵隊軍曹バートン(スコット・アドキンス)と対決。シリーズを通じてスコアを手がけてきた、 川井憲次の音楽にも注目だ。(編集部・入倉功一)
映画『イップ・マン 完結』は7月3日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開