リドリー・スコット、『エイリアン』前日譚シリーズ第3弾に意欲!
映画『エイリアン』シリーズの生みの親であるリドリー・スコット監督が、『プロメテウス』『エイリアン:コヴェナント』に続く前日譚シリーズ第3弾の製作に現在も意欲的であることを、 Los Angeles Times のインタビューで明かした。
エイリアン誕生の秘密を紐解く前日譚シリーズは、『エイリアン:コヴェナント』の興行成績が振るわなかったため、第3弾の企画が頓挫したと報じられたこともあった。しかし、昨年5月にはスコット監督が手掛ける第3弾が脚本執筆段階にあるとVarietyが報じており、監督も20世紀スタジオ(旧:20世紀フォックス)を買収したディズニーと話し合いを行ったと明かしていた。
シリーズの今後について、 スコット監督は「『エイリアン』にはまだマイレージが貯まっている。今こそ再び進化を遂げなければならないだろう」と Los Angeles Times のインタビューでコメント。「1作目を製作した時、なぜこのクリーチャーが誕生したのか、そして、卵を乗せた宇宙船みたいなものがなぜ旅をするのかを考えていた。この宇宙船や卵の目的は何なのか? それが問題なのだ。“誰が、なぜ、何の目的で”が次のアイデアだ」と次回作のコンセプトについて言及している。現在企画がどの段階にあるのかは不明だが、第3弾が実現すればディズニーが製作する初の『エイリアン』作品となる。
スコット監督は現在、ベン・アフレック、マット・デイモン、アダム・ドライヴァー共演の新作『ザ・ラスト・デュエル(原題) / The Last Duel』を製作中(新型コロナウイルスで撮影中断)。その後も、レディー・ガガ主演でファッションブランド「グッチ」の創業者一族を描く新作が控えている。(編集部・倉本拓弥)