「Glee」リア・ミシェル、人種差別で広告クビに!インスタで謝罪
人気ドラマ「Glee」のレイチェル役で知られるリア・ミシェルが、同ドラマの共演者から人種差別を告発され、広告をクビになる騒ぎになっている。
事の発端は、米ミネソタ州で黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官から暴行され、死亡した事件を受け、リアがフロイドさんを追悼するツイートをしたこと。これに対し、シーズン6でジェーン役を務めた黒人女優のサマンサ・マリー・ウェアは「爆笑。あなたがわたしの初めてのテレビ出演を生き地獄にしたことを覚えてる?!?! わたしは一生忘れない。あなたはみんなの前でできることなら、わたしのウイッグに『クソしてやりたい』って言ったわよね。ほかにもトラウマになるような自覚なき差別のせいで、ハリウッドでのキャリアに疑問を持つようになったのよ」とTwitterで批判した。
さらにそれだけではなく、ユニーク役のアレックス・ニューウェルはサマンサの告発に同調するようなGIF画像をツイートし、メルセデス役のアンバー・ライリーもこの件に関して何か物申したげなGIF画像を投稿。マーリー役のメリッサ・ブノワはサマンサ、アレックス、アンバーのツイートに「いいね」をしている。
これを受け、リアを広告に起用していた食材宅配サービス・HelloFreshは「HelloFreshは人種差別やいかなる不当な扱いを許しません。われわれはリア・ミシェルに対する主張を知り、失望と落胆しています。この件を重く受け止め、リア・ミシェルとのパートナーシップをただちに終了しました」とツイート。
リアは3日、Instagramを更新。「そのような発言をした覚えはなく、バックグラウンドや肌の色で人をジャッジしたことはありません」としながらも、「それは問題ではありません。重要なのはわたしが誰かを傷つけるような行動をしてしまったこと」「わたしの振る舞いや、それによって引き起こしてしまった苦痛を謝罪します」とつづっている。(編集部・中山雄一朗)